時間感覚は人それぞれ

待ち合わせの約束をすると、時間に「ぴったり」「早め」「遅れる」それぞれ。性格があらわれているのか、クセなのか。

「16時には出かけます」と伝えて、折り返しの電話をお願いしたことがある。16:01に「間に合いましたね！」と笑いながらかけてきて、機関銃のように勢いよく一方的に話し続けた人がいた。切ることもできず、かと言って歩きながら話せる内容ではないので玄関から出るに出れず、話しを聞き続けた。
当然、そのあとに予定していた用事に大幅に遅れることになった。もちろん、電話の主は知るよしもない。事情を話すよりも、一刻も早く終えたかったから。

「10:30～11:00ごろには家を出ます」と事前に伝えておいた客人。10:10に「急ぐね！」と言いながら玄関にあらわれて、アレはコレはとさせられて振り回されたあげく、10:50に「間に合った！」と笑顔で帰った人もいた。
当然、外出するまでにやっておきたかったことがほとんどできなかったことを、相手は知るよしもない。

時間に正確な人からすると、ルーズな人の気持ちがわからない。逆もしかり。相手のパターンに合わせるのが良いのか、相手の勢いに飲まれずに主張するのが良いのか。