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令和5年(2023年)6月市議会定例会のご報告(2/2)「適応指導教室について」

令和5年6月市議会定例会のご報告をさせていただきます

日本全国で「年間30日以上登校できない日がある」いわゆる不登校の生徒児童は増え続けており、河内長野でも状況は同じです。

登校が困難になった生徒児童の居場所として、河内長野市では適応指導教室「ゆう☆ゆうスペース」という拠点を用意しているのですが、建物の老朽化だけでなく、通いたい子どもが増えてスペースが足りなくなった事から、移転が検討されています。

移転を機会にもっとよりよい施設となるよう、質問と提案をしました。

現在の「ゆう☆ゆうスペース」は子ども達が過ごすための部屋が一部屋しかないため、お友達と過ごすことにしんどさを感じている子どもは、先に他の子が来ていると、お部屋に入らずに帰ってしまう事もあったそうです。

新しい拠点では、複数のお部屋を用意し、さらにパーテーションなども活用することで、ひとりの時間も持てるようになるだけでなく、取り組み毎に部屋を分けることで、同時に複数の活動ができるように考えているそうです。

せっかく広くなって、お部屋も増えるので、工藤からは、子ども達が動物とふれあえる取り組みを提案しました。動物とのふれあいが、子ども達の疲れた心を癒す効果については、すでにたくさんの先進事例と成功事例があります。

予算をかけず実行できるよう、保護猫や保護犬に来てもらう他、盲導犬の啓発活動の一環として来てもらったり、長野高校にいる羊の太郎君に出張してもらえたりしないか、などの話をしました。

子ども達が安心して過ごすことができ、通いたいと感じるような施設となるよう、これからも提案を続けてまいります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。工藤けいこでした。


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