見出し画像

狂おしいほどの、

あの日

胸に抱いて

死んでいこうと思った願い

魔法にかけられたように

不意にかなった



触れ合ったとき

気持ちが、かよいあった

そう、思った



でも、そう思ったのはわたしの錯覚だったのか


愛し方が違うだけ

と言い聞かせてみても


逢えず、つのる想いは

いくつもの長い夜を重ね

熟成する


わたしのなかから

あふれ、こぼれおちる愛しさ

すべてのみほしてほしい



もし、奇跡的に

また、逢えたなら

覚悟をしておいて


狂おしいほどの愛しさと切なさで

酔い潰したい


いいなと思ったら応援しよう!

駆動トモミ/工藤友美
駆動トモミをサポートしてみませんか。noteを通じてどんなお返しができるか未知数ですが、活動費に使用させていただきます……おまちしております。