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まだギリ間に合う、若者に一線を越えさせないための寄付

若者支援領域の2024年は、とにかく「闇バイト」がキーワードでした。さまざまなメディアで闇バイトが取り上げられ、犯罪に手を染めた若者たちがクローズアップされました。

SNSで楽に稼げる仕事を探す姿が描かれることもありますが、そこに至る成育歴や背景まで踏み込んだ記事では、経済的な苦しさ、孤立した毎日、居場所にならない家庭、孤独・貧困・暴力・違法薬物から逃れたい心情。

行政や学校でも、若者たちを守るための啓発、まずいと思ったら警察に、というアナウンス。そして、啓発と警察の狭間で、一線を越えるリスクを持つ若者たちのサポートがあります。

これらの活動は、ひとつのNPOだけでできることは少なく、また、その活動を運営・継続するための資金は、若者に一線を越えさせる社会に心を痛め、若い世代を応援しようという寄付者に支えられています。

【残り13日】孤独・孤立から子どもを守りたい。家でも学校でもない第3の居場所を立川市につくる

認定NPO法人育て上げネットでは、2020年5月より、若者に夜間帯の居場所として「夜のユースセンター」を設置しています。2024年の利用者は、1,500名を越えることが見込まれ、昨年比で1.5倍となっています。

トー横】に足を運んでいた若者たちも利用していますが、暖かい/涼しい空間、食事がとれることや、安全な場であることから、学校、公共施設、児童養護施設などから、若者がつなげられてきます。

ふるさと納税での寄付が可能となっており、2024年12月31日までの寄付が可能です。

月額1,000円からのマンスリー寄付も募集しています。寄付控除も適応可能です。


【残り35時間】年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬

認定NPO法人D×Pは、【グリ下】にほど近い場所に居場所を設置し、また、若者たちに対して緊急の食糧支援や、資金提供を行っています。

オンラインを活用し、全国への配送ができる体制は、各地の若者を支援する団体や支援者からも、「D×Pに連絡してみたら」ということで、緊急支援を要する若者たちから連絡があります。

【残り27日】福岡・警固界隈の困難を抱える子ども・若者を支援したい!

福岡の【警固界隈】で、若者を支援するのがNPO法人あいむです。若者たちに声をかけ(アウトリーチ)、相談の乗り、居場所を提供しています。

暖かいご飯や、緊急性が高い若者には宿泊支援なども行っています。フリースペースでは学習の機会なども提供し、必要に応じてソーシャルワークを行います。

家が居場所にならず、周囲に相談できるひとたちがいない若者たちにとって、どこで誰とつながるかによって、人生が変わりかねない状況です。知識としての啓発は重要です。もし、まずい状況になったら警察に連絡をしてください。

【残り8日】社会保障ゲームで、若者が困難をのりこえるための【制度の知識】という傘を届けたい!

予防的な取り組みとしては、NPO法人Social Change Agencyの取り組みも欠かせません。苦しい環境下において、本来使える社会保障制度があっても、若者自身も周囲もそれを知らなければ存在しないものと同じです。

また、若者自身が知っていれば、周りに身の上話をしなくてもよいため、自分で窓口行くとか、専門家を頼ることも選択肢にすることができます。

育て上げネットでも、LifeConnectionという、困ったときに頼るべき公的機関や制度を知るワークショップを持っていますが、さまざまな高校から依頼があります。こういう取り組みは派手さはなく、地味ですが、地道にやっていかなければならない活動です。

啓発活動と、警察の保護の狭間で、一線を越えないように活動している団体があること、もし年末年始に向けて少しでも余裕があれば、若者たちを支えるNPOに寄付で応援してください。

また、情報が届くことこそが難しいと感じております。情報の拡散に力を貸してくださる方々も、大変ありがたい寄付になります。

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