【キアリ奇形手術について・まとめ4】

手術の翌日は、
CT検査から始まりました。
朝の早い段階で順番が回ってきて、
ベッドに寝たままで移動しました。
CT室に入って検査台に移されたときに
よかれと思って首を押さえられたのが
非常に痛くて、思わず声を出してしまったくらい。
検査そのものはすぐに終わって、
また寝たまま集中治療室に戻りました。
 
そのあとは清拭。
しばらくお風呂には入れない、髪も洗えないと
覚悟していたけど、体を拭いてもらうだけでも
かなりすっきりするもの。
看護師さん2人がかりでやってもらいました。
 
しばらくして主治医の先生が来て、
「じゃあ頭に入っている管を抜いて、
そこを留めますねー」とのこと。
手術後も頭にはドレーンと言われる管が入っていて
そこから体液や血を出していたのだけど、
それを抜いても問題ないと判断されました。
抜く作業自体はすんなり終わり、
傷は医療用ホチキスでバチンバチンと2回留めて、
それでハイ終了。
 
すこし脱水状態だったようで
もっと水分を摂らせるように
看護師さんに指示があったあと、
「じゃあ午前中のうちに病棟に戻りましょう。
食事もお昼から普通に出してもらいますね」
と言われ、え、もういいの?と拍子抜け。
あっという間の集中治療室滞在でした。
 
病棟では元の部屋に戻れるのかと思いきや、
ナースステーションにいちばん近い
回復室というところに入ったけれど、
ベッドを起こしても大丈夫だし、
ごはんは普通に食べてもいいしで、
とても前日に開頭手術をしたとは思えませんでした。
 
ちなみに、トイレはその日の午後から、
シャワーは手術の翌々日から許可が出ました。
髪も洗っていいと言われてびっくり!
傷を触ってみたら、そこにもたくさんのホチキス。
もちろん、おそるおそる、
撫でるように優しく洗いました。
お風呂のあとは毎回看護師さんのチェックつき。笑
 
手術の6日後にはホチキスの針を抜き(〆て23針!)
「運動もまったく制限なし、
これまでどおりの生活を送ってまったく問題なし」
とお墨付きをもらい、
9日間ですんなり退院できました。
実は家に戻ってからのほうが
いろいろと不自由を感じたのは、また別の話。
 
手術から1ヶ月半以上経った今日、
やっと美容院に行けました。
局所剃毛した部分とそれ以外の部分のバランスを
取ってもらい、ボサボサだった頭が
ようやく軽くなりました。
過去の名言に倣って言うのならば、
「もはや術後ではない」のかもしれません。笑
 
あんなに悩まされていた頭痛から解放され、
今は元気に日常生活を送れています。
いろんなタイミングが合致して
今回の手術に至ったけれど、
手術して本当によかった。
たくさんの人にお世話になったし、
たくさんの人のあたたかさに触れられました。
気にかけてくださったみなさま、
本当にありがとうございました♡
 
これで手術の話はおしまい。
Hello new world, without headache!!

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