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【キアリ奇形手術について・まとめ4】

手術の翌日は、 CT検査から始まりました。 朝の早い段階で順番が回ってきて、 ベッドに寝たままで移動しました。 CT室に入って検査台に移されたときに よかれと思って首を押さえられたのが 非常に痛くて、思わず声を出してしまったくらい。 検査そのものはすぐに終わって、 また寝たまま集中治療室に戻りました。   そのあとは清拭。 しばらくお風呂には入れない、髪も洗えないと 覚悟していたけど、体を拭いてもらうだけでも かなりすっきりするもの。 看護師さん2人がかりでやってもらいました

    • 【キアリ奇形手術について・まとめ3】

      朝の9時くらいに手術室に入ります、 と言われていたけれど、特に緊張もせず。 持参していたパジャマから手術着に着替え、 歩いて手術室のあるフロアに向かいました。 手には集中治療室で使う荷物一式。   手術室前の待機場所で夫や親とは手を振って別れ、 担当の看護師さんとドアをくぐって、いざ手術室へ。 自分でベッドに上り、毛布をかけてもらったら どんどん準備が進んでいきました。 何回も何回も名前を確認されたし、 看護師さんたちは器具やら手袋やらが ラテックスフリーかどうかも重ねて確認

      • 【キアリ奇形手術について・まとめ2】

        個人クリニックでMRIは撮っていたものの、 脊髄空洞症がないかどうかを確認するため 病院で再度MRIを撮りました。 わたしは9年前に腰のヘルニアの手術をしているのですが、 このときのMRIで、「首に2ヶ所、 腰に1ヶ所ヘルニアがある」と言われました。 どれだけヘルニアできるんでしょうか。笑   幸いなことに、脊髄空洞症は併発していませんでした。 キアリ奇形は手術するとほぼ完治するけど、 脊髄空洞症の場合は進行を食い止めることしかできず、 症状とずっと付き合わなくてはいけないこ

        • 【キアリ奇形手術について・まとめ1】

          4月5日に、開頭手術を受けました。 比較的珍しい病気なので、自分の記録を兼ねて 経緯をまとめておこうと思います。   今回手術の適応となった病名は、 「キアリ奇形I型」です。 本来だったら頭蓋骨の中にすべて収まっているはずの 小脳扁桃が、脊柱管内に落ち込んでいる状態。 ひらたく言えば、脳が首のほうまで はみだしている、という病気です。   頭痛が主な症状で、特徴的なのは 咳をしたり大声を出したりして腹圧がかかったときに 頭痛がひどくなるということ。 症状はゆっくりだけれど進行