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【マチアプ体験談】アプリ再開後、新たな失敗をする男

【彼女に振られた経緯】
マチアプで付き合ったはずの女性から早々にドライな対応される。

と思ったらLINEブロックされる。

マチアプ覗いてみたらその女性普通にマチアプで活動してる。

終焉


マッチングアプリで彼女を作るべく活動をしていて、遂にその願いが成就しハッピーエンド!

とはならなかった。
私はおそらくキープ要員だった。そして用済みになったのですぐに捨てられてしまった。

幸せの絶頂から絶望の淵へ…
果たして再び立ち上がることができるのか!?


という映画でいうと続編を匂わせる感じで私の恋は終わってしまった。
しかし、私は倒れなかった。
続編を作るべく、再びマッチングアプリに登録したのであった。



前回の敗因は何かといえば「告白のタイミングが早過ぎた」ということが挙げられるだろう。

私が収集したデータ(by Google先生)によると、マッチングアプリでは3回目のデートで告白するのが1番成功率が高いとされているらしい。

3回もデートに付き合ってくれるということは、相手側も好意を抱いているということであり、そこで告白するのが適切なタイミングとのこと。

逆にその機を逃すと女性側も愛想を尽かしたり、「私に興味がないのか?」と考えるようになり、離れていってしまう。


私はそのデータを信じて3回目のデートで告白した。
正直、自分の気持ちや相手の気持ちもよくわかってなかったが…

その結果がこの有様だ。
データだけでは勝てないのだ。
「そこに愛はあるんか?」
勝つためには努力・勇気・愛が揃わなければいけないのだ。

まぁ勇気とか愛とかはわからないが、とりあえず前回は勝ちを急ぎ過ぎたのはわかった。

次はもっとじっくりコトコト攻めよう。

そう決意した頃、ひとりの女性とマッチングする。



今回の女性は3個歳下の女性。
やりとりはアプリ内メッセージ。

普段なら数日間メッセージでやりとりをしてデートに誘うが、今回はじっくりコトコトということで2週間メッセージをしてからのお誘い。
前回の反省を活かしているな、いいぞ私。


ところで、この頃になると自分の中でメッセージのやり方や初回デートの誘い方が確立されてきた。
その後もその方式を使って色んな女性とやりとりをしていたが、デート勧誘成功率は100%であった。
すごいでしょ?褒めてもよろしいぞ。
このあたりの話はまた別記事で書くので、迷える独男の役に立ててもらえれば幸いである。



初回デートはカフェランチ。
当日現地集合。
私は相変わらず早めに着いて、掌に人を書いては食べていた。

時間になって現れたのは、小柄でとても綺麗な女性。
これまでなら失禁するほど緊張していたが、人を食べまくった効果かそれほど緊張せずに済んだ。

そこからはある程度はいつも通りの流れ
「はじめまして〜。空洞です〜。お会いできて嬉しいです〜」
「じゃあお店入りましょうか〜」
「メニューどうぞ〜。え〜どれにしよ〜あれもこれも美味しそうっすよね〜」
などと言いながら注文までの作業を済ます。

そこからはお互いの仕事や趣味の話へ。
その話はお互い無難にこなす感じだったが、話の中で同郷だったことがわかる。

そこから盛り上がりをみせつつ、デートは終了した。

同郷トークに助けられてか、その日に2回目デートが決まった。



その後も彼女と私はデートを重ねていた。

しかし私は困っていた。

デートは楽しくこなせているのだが、そこに恋愛的なドキドキが無いのだ。
私にも無いし、おそらく相手にも無い。

こういう時はどうすればいいのだろうか?
私は相手をときめかせる手段をしらない。

「ウチにヘラクレスオオカブト虫がいるんだけど良かったら触りにこない?」
などと言って家に誘い込むようなことをすればドキドキは生まれるのだろうか?

しかしそれは私の主義に合わない。
私は硬派で真っ直ぐでありたいのだ。
っていうか連れ込んだ後の作法を知らないし、拒否られたら私は生涯凹むだろう。
私は生まれたての子鹿のように無知で繊細なのだ。


結局、どうすれば相手をドキドキさせることが出来るのか、どうすれば自分がドキドキできるのか、その答えが出ぬまま4回目のデートを迎えることになった。



4回目のデートも無事終わった。
無事終わった…
が、それだけだった。

結局私は違うアプローチを彼女にかけることはできなかった。
というかわからないままだった。
いつもと同じように談笑し、いつもと同じように解散してしまった。


その後、いつものように次のデートの予定を連絡した。
いつもならすぐ予定の返事が来ていた。
が、今回は「予定が分かったら連絡する」という返事が返ってきた。

なんとなく察するところがあったが、案の定いくら待てどその返事は来なかった。
試しに再度メッセージを送ってみたが、そのメッセージが既読になることは遂に無かった。


「嗚呼、これが愛想を尽かされるというやつか」

私は瞬時に理解した。
時間が解決するということは多々あるが、恋愛においては時間だけではどうすることも出来ないらしい。

これにより新たな課題が出来た。
ただ、デートをするのではダメだ。
恋愛にもっていかなければダメなのだ。


ここへ来て陰の者の私にとって、とても大きな課題が立ち塞がるのであった。

私の戦いはまだ終わらない。


続く…

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