【大槌町地域おこし協力隊】2023年2月活動報告
こんにちは!
大槌町地域おこし協力隊ジビエチームの工藤秀佳です。
大槌町のジビエ処理施設MOMIJIで、大槌町で「害獣」とされてしまっているシカをお肉や角・革・観光資源等さまざまに利活用し、「まちの財産」に変える活動を行っています!
トップ画像は大槌町内の「割烹 岩戸」さんの「もみじ鹿藁焼き」を頂いたときの写真です。
お肉のジューシーさが楽しめる丁寧な火入れと藁の香りが絶品の逸品でした!いつも美味しく調理して頂き本当にありがとうございます!
それでは2月の活動報告です。
1.里ジカ捕獲プロジェクト
大槌町では従来銃猟による捕獲が盛んですが、直接的に農業被害をもたらすシカが居付いている地域は住宅地にも近く、銃猟ではシカを捕獲しづらいという課題があります。
そこで、地域住民とハンターの連携により、わなを使って、里の周辺に居付いているシカ(里ジカ)を捕獲するというプロジェクトを実施しています。
去る1月29日に対間地区で里ジカ捕獲プロジェクトの説明会を実施し、対間地区での活動を開始したので、2月は対間地区にいくつかくくりわなを設置しました。
2月はわなを5個設置して捕獲頭数は1頭でした。
2.ホカクン移設
遠隔監視&遠隔操作囲い罠「まるみえホカクン」を移設しました。
3.ジビエ塾テキスト作成
大槌ジビエソーシャルプロジェクトでは、大槌町以外の地域でジビエ事業を立ち上げるのを支援する「ジビエ塾」を実施しています。
2017年のジビエ勉強会から始まったMOMIJIの歩みや、ジビエ事業化に向けたポイントをわかりやすく簡潔に伝えるため、テキストを作成しています。
10名を超えるメンバーにそれぞれ担当ページを割振り、編集作業をしています。
4.大槌ジビエツーリズム
鹿肉を食べてその生産現場に興味をもったお客様や、狩猟に興味がある一般の方向けに、大槌の自然と命を体感してもらうプログラム「大槌ジビエツーリズム」。
今回初開催となるプログラム「マタギ流!動物の気配いっぱいの冬山トレッキング」、そのプレツアーとモニターツアーに参加しました。
2月10日プレツアー(予行演習)にはお客さん役として参加しました。
かける隊員とKちゃんの初ガイドに連れられて、初めて聞くマタギの文化や山の生き物の話を聞きながら楽しく山を散策した後、お客さんの視点で気づいたことをフィードバックしました。
2月19日のモニターツアーは初めて本物のお客様を迎えての開催。
私はドライバー兼サポートメンバーとして参加しました。
3月5日も含めた全2回のモニターツアーはお客様にも満足して頂けた様子で大成功となりました!
5.地おこの課外活動
2月はオフも充実した1か月でした。
①豆腐を作る
②極寒の海で藻場を再生させる
③氷上ワカサギ釣り
このほか、三陸春の名物わかめのしゃぶしゃぶパーティー等も。
大槌2度目の冬も楽しく過ごすことができました。
そして春の気配が…!
次回3月報告お楽しみに!