日本で一番うまい干し柿「市田柿」を知っていますか?
干し柿ってありますよね?
野菜や果物を干して乾燥させる食べ方というのが、日本では古くからおこなわれています。
干しいもだったり干し柿だったり。
そんな干し柿の中でも有名な柿が長野県は南信州で生産されています。
それが「市田柿」です。
元々は渋柿なので、そもままでは食べることはできません。
そのままでは食べることができないので、皮を剥いて干し旨味と甘みを引き出して食べるようにしたのが始まりです。
柿のドライフルーツとでもいいましょうか。
そんな市田柿は南信州の高森町で生産されています。
日本全国でもこの市田柿を生産している場所は、98%近くが長野県の高森町になります。
長野県を代表する名産品でもあるのが市田柿なんですね。
市田柿の旬はいつごろ?
市田柿ですが、収穫の時期が11月上旬から11月の下旬ごろまでになります。
そして食べごろの時期ですが、収穫されしっかりと乾燥されるまでに約1か月間かかります。
販売される時期というのが収穫から生産までの1ヵ月後くらいからになりますから、12月上旬、12月の第1週を過ぎたあたりからになります。
この12月いっぱいが市田柿の旬の時期といっても良いでしょう。
市田柿の販売時期や通販の対応
市田柿の旬の時期は12月いっぱいです。
販売時期がスタートするのもちょうど12月ごろからになります。
インターネット通販などでの市田柿の販売も、12月ごろからスタートするところが多いようです。
当店、果物市場でも今まで市田柿の販売はしてこなかったのですが、2020年から販売をスタートしようと思います。
一応、12月の第2週あたりからスタートする予定ですので、またご連絡致します。
市田柿は贈答用としてもおすすめ
市田柿というのは、もう全国的にもブランド品になりつつあります。
なりつつあるというのは実際には間違いで、もうすでにブランド品です。
毎年全国からこの市田柿を求めに長野県は南信州へ旅行へきて、高森町により市田柿を買い求める人もたくさんいらっしゃるくらいです。
しっかりとした出来栄えの市田柿は、化粧箱におさめられ贈答用としても大人気です。
この市田柿を使って和菓子を作る和菓子店なども、この時期になりますと大量に市田柿を購入して購入和菓子を作っているくらいです。
まとめ
11月の時期になると長野県高森町周辺の柿農家さんの自宅では、写真からもわかるように市田柿のすだれがたくさんの場所で見られます。
これ初めて見る人には圧巻の景色で、私も初めて見たときはとてもビックリしました。
しかも、多くの市田柿生産者さんでは市田柿専用の小屋を建ててそこで市田柿を生産している人がほとんどです。
それだけ高森町やその周辺地域では、市田柿というのがとても重要な地域の名産品になっているんですね。
日本全国で市田柿を生産しているのは、長野県がほとんどです。
日本全国の市田柿の約98%近く生産しているので、この長野県でしか手に入れることができないブランド柿なんです。
さらにドライフルーツですから旨味と甘みだけではなく、栄養価もとても高いのが特徴。
ヨーグルトに入れて食べる方もいるそうです。
ぜひ一度、市田柿を召し上がってみてはどうでしょうか?