やっす!!!!「メキシコでは50円で買えますよ」🥭202208/08
売上4500円/2h、声をかけた人数41人、購入者3名、2022/08/08☀
こんにちは!35万人の老若男女に行商で果物を売ってきたフルーツボーイ中村です!行商の報告です、良かったら最後まで見てください☺
ここ数日、東北や北陸では大雨で川が氾濫したりと、めちゃくちゃ不安定な天候です。今日は東京都三鷹市の上連雀。畑が多く、東京なのに田舎っぽい街並みです。気温は34度💦灼熱の暑さの中、今日も捉え方がポジティブな中村
「こんな暑けりゃ外出しないっしょ!?」
気合のユニホームに着替え、吹き出る汗を拭いながら在宅率が高いことを期待するフルーツボーイ中村
今日もスタートです💨
でも本当に暑い、、、
今回の面白エピソードは、普段絶対に買わないであろうお客様のお話です。
購入まで至った経緯と今回の学びをお話しします
いつも通り、一軒一軒周りながら、訪問販売していきます。
1時間半ほど回ってちょっと頭がふらふらしてきました。熱中症対策で2リットルの水をコンビニで買ったのですが、もう手元にはありません、、そんなピンチの時に、タイミングよく冷えたウーロン茶をお客様(おばあちゃん)から頂けたので、これを励みにあと30分頑張ろう!
すでに40人ほどに声をかけて2YES(=2人購入)、体力的にもしんどいので、残り30分ほどで1YESをゲットしたら終わりにしよう。
さて、なんの変哲もないアパートに入り、ここはインターホンがないんだな~と嘆きながら、ノックを繰り返す。3回連続でNoをもらい(=断られる)
4回目。
とんとん
お客様「何ですか?」
中から若い男性の声。
あ、男性だから、こりゃ断られるなぁーと思いながら、
私「あ、果物屋さんなんですけどー」
お客様「え、果物ですか?ちょっと待ってください!」
・・・
私 「お?」
お客様「何持っているんですか?」
ドアを開けるなり、第一声がこれ。
普通のお客様であれば、ドアをゆっくーーり開け、隙間から
「な、何なんですか。。」と恐る恐る聞いてくるものです。
つまり、この時点で普通のお客様ではないことは分かったので(笑)、お客様の不安を和らげるための丁寧な自己紹介は軽く済ませて、すぐさま商品の説明に移りました。
私「今日はシャインマスカットと、みかんと、マンゴーと、、」
お客様「マ、マンゴー!?見せてください!」
あまりにもマンゴーに対する食いつきが良かったので、
これはマンゴー好きだなと思い、逆に質問してみる。
「あれ?もしかしてマンゴー好きですか?」
「はい、好きです。というか以前メキシコに住んでまして、しょっちゅう食べていたので。」
メキシコ、、
話を聞いてみると、このお客様、お父様の仕事の関係で、子どものころからずっとメキシコに住んでいたらしのです。見るからに、まだ20代前半くらいですが、、
メキシコではマンゴーが大量にとれるらしく、日常的にマンゴーを食べるらしい。そして、食べていた頃の思い出が懐かしく、マンゴーと聞いた瞬間に反応してしまったそうだ。
「メキシコではマンゴーは50円くらいなんで、ほぼ毎日食べていました」
安っ!
まじかよ!!
とはいえ、マンゴー50円?マンゴー主食?なかなか変わった男性だな~と思いながら、、この反応であれば、買ってくれるかも?と思い、期待を込めて値段を言うと、
・・・
「あ、買いません、、いや買えません。すみません。まだ学生でちょっとお金が、、」
「そうですよね~学生さんにとっては厳しいかもしれんせんね~」
あぁ。。
ちょっと期待してしまったから、少し落ち込みました。すぐに切り替えて、段ボールを片付けようとすると
「あ、でも、そのミカンは買いますよ!美味しそうなので」
「おー!!!そうですか!ありがとうございます!!!」
「メキシコにいた時から、果物を食べていたので、果物がめっちゃ好きなんですよー!実は岡山出身で、先日シャインマスカットが実家から届いたばかりなんですよね。でもみかんは今ないので。」
なんと、、
シャインマスカットが実家から届くって、、🤣 最高過ぎませんか!(涙)
シャインは私の果物ランキングトップ5に入る大好物。そんなシャインがまだ家にあるなんて。。私だったら届いた瞬間に速攻で食べきります!笑
こんな若者がいるんですね~。
岡山生まれメキシコ育ちって、
果物好きなヤツはだいたいトモダチ~♪でしょこれ。
こりゃあもう将来、果物に携わる仕事に就かないかんね、キミ。
(うちで働かんかね?君)
(*ちなみにマスカットに限っては岡山クオリティが全国No.1(だと思う)、南米は果物多種多様!!byフルーツボーイ中村)
そんなことを心の中で唱えながら、みかんを袋に入れ、お会計を済ませるのでした。
あー、今日も面白かった。
今日の学び
今日は2点。
まず
①先入観を持たないこと。
この仕事の最大の敵といっても過言ではありません。それは「先入観」を持っちゃうこと。
「若い男性」を見た瞬間、果物を買ってくれそうと思う人は何人いるでしょう?そう多くはないはずです。私も、この男性に会った時に、今まで生きてきた自分なりの「若者」のものさしで彼を測っていたら、きっと果物を勧めてすらいないでしょう。今回はお客様のポジティブな反応にアシストしてもらった部分は大いにありますが、今後も男性だからと言って、アタマから「どうせ買ってくれないだろう、、」と思いながら果物を勧めるのはやめようと思いました。
ちなみに、今回は41人の人と会話をしました。不在宅の空振り、つまり、ドアをノックした回数を含めると100回くらい訪問しています。訪問した100回のおうちはそりゃ様々です。立派なお家もあれば、トタン屋根でボロボロ、でもギリギリ洗濯物は干してあるしな~、みたいな。そんなすべての家を1軒も飛ばさずに、訪問する。これも先入観をなくして行動することの一つです。ボロボロだからお金持っていなさそう→訪問しない、とはならないわけです。事実、今回の購入していただいた、お客様のおうちの見た目は「これは立派だ!」と思えるような家ではありませんでした(←めっちゃ失礼!笑)
2つ目は果物の食習慣について。
私は国民が毎朝フルーツを食べるような文化になってほしいなと思っています。いわゆる朝日本フル文化の創造です🔥エブリデイ、モーニングフルーツです
そこから考えて、文化を作っていくには本当に周りの環境が大事だなと。自宅の庭にマンゴーが成っていて、ほぼ無料で、ほぼ毎日食べられる環境。そうなれば、果物を食べる習慣は簡単に身につくのでしょうね。意識せずとも自然と文化が醸成されていくのかもしれません。外国ではダイニングにはフルーツバスケットがあるイメージがありますが、日本はありませんよね、、
せっかく高品質の果物を生産できるん日本なのに(本当にレベルが高い!!!!)、そういった文化が作られていないことに少し寂しさを感じます。でも日本で定着させるのは難しいよね~
さて、今回はこんなところにします!
今日は暑く、体力も奪われたので、ゆっくり休みます。
それにしても、あのお兄さん、うちの仕事手伝ってくれないかな~
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?