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伊能忠敬のように顧客マップを作る①

はじめに


みなさんこんにちは!
フルーツボーイ中村です。

一次情報に勝るものはない

私は、道行く人に声をかけたり、お宅に突撃訪問して果物を売る行商人。
これまでに35万人以上の老若男女に声をかけてきました。

こうやって私の仕事内容を話すと、多くの人が

「その仕事やめたほうがいいよ、、」
「誰も話聞いてくれないでしょ、、」
「売れないでしょ、、」

と、結構な割合でネガティブな印象を持つようです。

でも

私の見えている世界は実は180度違うんです。

話は聞いてくれるし
果物はたくさん売れるし
こんなに素晴らしい仕事はありません。

ギャップがあるんですよね、、、世間と私の感覚の間に。

だからそれを伝えていきたい。

私は自分の目で見てきたものを大切にしています。

私の目に録画機能がついているなら、これまでに録画したメモリを皆さんに渡して、脳内で再生してほしいくらいです。

まあ
そうはいかないので、このようにnoteに書き留めているのです。

「文章」という形ですが、純度100%の一次情報です。

世間一般のイメージとのギャップを埋められるように、できるだけ具体的に書いていきますので、そうぞ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

一次情報といえば伊能忠敬


伊能忠敬は17年かけて日本地図を作ったそうです。

しかも自分の足だけで。

測量器がなかった時代において、実測で地図を作っていくってどれだけ大変か。しかも、1日40キロを毎日歩いていたそうです(汗)
私だったら3日で疲労骨折していることでしょう、、骨が折れる、とはまさにこのこと。

しかもかなり正確で現在の日本地図の基礎になっているわけですから、、ここまでくると

一次情報の神様、伊能忠敬

です。

私はこの伊能先生を師匠として、自らの足で、銀座KUDAMONOマップなるもの作ろうとしています。

この銀座の商圏にビジネスチャンスを感じたからです。

今回は現在進行中の、銀座KUDAMONOマップの途中経過を報告します。

伊能先生ばりの一次情報のみで作っていく内容になっていますので、どうぞお楽しみください。

全部で1412店舗

銀座って1-8丁目までがきれいな区画に分かれているのですが、7丁目と8丁目に集中しているんです。なんとその数1412店舗、、、

百聞は一見に如かず。
体感では400-500くらいかと思っていましたが、、数えてみると3倍以上でした。

7-8丁目の店舗数を数えると、、

夜のお店が8割、その他2割

夜のお店とはバー、スナック、ラウンジ、クラブなどを指します。
銀座はそれ以外にも高級料亭からはじまり、1杯380円のお蕎麦屋さんなど飲食店も一定数あります。お花屋さん、薬局、コンビニ、お風呂屋さんなども立ち並びますがその数は夜のお店と比べるとかなり少ないです。

夜のお店が8割に対して、それ以外のお店は2割くらい、これは想像ですが、その2割も夜のお店の御用聞き的な役割をしている気がします。
お花屋さんや、酒屋さんが比較的多い気がします。

1件、1件、伊能忠敬スタイルで回った結果、、

さて、私が着目したのはこの8割の夜の店、約1100件

お店の扉を1件1件ノックし、

「おいしい果物どうですか?」

これを繰り返します。
回る時間は毎週月・火曜日の17:00-24:00。
それをルーティンで3か月繰り返しました。

*少し脱線しますが
「こんなアナログなやり方をよく続けられるね」と言われるのですが、それは私の使命である「人間の本質の研究」を兼ねているからです。だから沢山の人間に会うことで研究材料を集めているという側面があります。

詳しくはこちらから

周ってみるとわかるのですが、看板だけの空きテナントが一定数あります。また、営業時間外の店舗、営業中だけど,私が周った時間には不在だった店舗など、物理的に人に会えないパターンも結構あり、実際に店舗内の人に会えたのは1100店のうちの7割ほどの約770店舗でした。

そして770店舗中、初回購入のみのお客様が70店舗、継続購入(2回以上購入)は35店舗という結果になりました。

そして、リピート店舗の35店舗を地図に示してみます。

7-8丁目のリピート店舗をマッピング

改めて地図に示すとわかるのですが、このように、銀座7-8丁目は京都の碁盤の目のようになっており、店舗の位置を可視化しやすく、とても周りやすいエリアであることが分かります。

伊能式のメリット


3か月回ってみた感想ですが、

銀座はアナログな方法こそ喜ばれるエリアだな

と。回れば回るほど、お客様が増えていくイメージがわきました。
別の記事でも書きましたが、銀座の夜のお店特有の果物ニーズがこのエリアにはあるからです。

さて、
そこで今後の展望についてですが

さらに店舗数の獲得を考えています。

しかし
今後は新規開拓ではなく、今いる既存顧客との関係性を深めていくことで、新しいお客様を獲得していこうと思っています。

つまり、今いるお客様のニーズにこたえ続け、信用を積み重ねていくことで、お客様の横のつながりを紹介していただくということです。

実はこの伊能式スタイルは、開拓手段としても有効ですが、それ自体がお客様にとってメリットのあるサービスです。

それは
重い果物を運んできてくれる
食べ方の説明が聞ける
その場ですぐ食べられる

という
対面ならではのメリットです。

私の実感ですが、現在の35店舗のお客様のリピート理由もそれらの要素が大きいのではないかと、考えています。

私を選んでくれている理由、ですね。

私自身がもう少しこのメリットを実感し、顧客ごとにカスタマイズされたニーズに変わっていけば、きっと「紹介したくなる」サービスに変化していくと考えています。

お客様を紹介してもらい、その数が増えることで、マップの完成はぐんぐん近づいていきます。

改めて、一次情報を大切にしよう。


銀座KUDAMONOマップの完成はもう少し時間がかかりそうです。紹介をいただき、顧客数を2-3倍にする計画はあと3か月くらいをイメージしております。(2023/3現在)

こちらのnoteには進捗状況を報告していきますので、ぜひ皆さんには動向をチェックしていただければと思います。

さて最後は余談。
最近、今流行りのchatGPTの検索窓に

「銀座ではビジネスをするにはどのような商売が有効ですか?」

入力しました。人工知能(AI)は銀座における商売においてどんなアドバイスをしてくれるのでしょうか?

返ってきた答えは

銀座は、高級ブランド店やレストラン、劇場などが集まる、日本でも屈指の高級エリアです。ビジネスをするにあたっては、このエリアの特性を考慮する必要があります。
以下は、銀座でビジネスをする上で有効な商売の例です。(説明は省略)
高級ブランド店 。
高級レストラン
芸能プロダクション
観光業
以上のように、銀座でビジネスをする上で有効な商売は、高級な商品やサービスを提供するものが多く、資本力や経験が必要となります。

ChatGPT

と、こう来ました。

やはり、私と見えている景色が違う。。。

なぜなら私がやっていることは資本力や経験などが必要なく、1軒1軒顧客を開拓していく伊能式だからです。

こうやってChatGPTを利用して改めて気づくのです。

二次情報、三次情報ってあてにならんなぁ

と。

改めて

自分が目にして感じた景色を大切にしていこう

と、決意を固めるのでした。

VIVA!伊能忠敬!!

次回に続く、、

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