見出し画像

二次創作を楽しく続けるために自分でできる心のメンテナンスを徹底解説!

こんにちは、ほうりです。
今日は二次創作をしている人たちが抱えやすい悩みと、その根本的な原因についてお話ししたいと思います。
二次創作は、本来なら自分の萌えを表現する、とても楽しい活動です。しかし、同時にさまざまな葛藤やストレスがたまる趣味でもあります。


二次創作の楽しさと悩みのジレンマ

ジレンマ①二次創作の悩みは二次創作独自の方法でしか解決できないという思い込み

私自身、30年ほど二次創作界隈に身を置いていますが、楽しさよりも辛さやしんどさが上回り、『二次創作は私の生き甲斐であり、唯一の居場所だけど、しんどくて仕方がない』と感じていた時期の方が長かったまであります。

更に私は「二次創作の悩みは、二次創作特有の方法でしか解決できない」と本気で思い込んでいました。二次創作はニッチな趣味なので、悩みもニッチな方法でしか解決できないと考えていたので、悩みを抱えている人たちが集まる匿名掲示板や、同界隈の仲良くしてくださっている人たちに相談していました。

その時は「わかる、わかる」と共感してもらえることで、一時的に気分が良くなることは確かにありました。しかし、根本的な解決には至らず、結果として30年の活動の中で20年ほどは悩みを引きずっていたと思います。

ジレンマ②No pains No gains論に捉えられていた

また、
【二次創作とは痛み失くしては得られない】
【苦労してこその二次創作】という思い込みもありました。

二次創作に限らず、漫画家や小説家といえば『徹夜してなんぼ』というイメージが強いですよね。寝不足で締め切りに追われる描写なども多く、それが当たり前のように思えていましたし、SNSも覗いてみると、深夜2~3時を過ぎても「締め切り近くて寝ないで原稿仕上げてる~\(^0^)/」的な投稿内容も多い印象です。

だからこそ『苦労して頑張って作るからこそ二次創作の価値が光る』という考えに縛られていたのです。確かに、自分が好きで背負った苦労をして得た作品には価値がありますが、いつもそんな無茶が効くわけではありませんので、徐々に肉体的にも精神的に負担が重なっていきました。

ジレンマ③日陰者がいっちょ前に悩むな思考

さらに、私たち二次創作者は、原作や公式から許されて活動しているという認識があるため、「悩むこと自体が贅沢だ」という思い込みもありました。二次創作は法律的にはグレーゾーンともいえる趣味です。今も尚二次創作を続けられているのは先人たちの努力や苦労があり、それを守るための鉄のルールも存在しています。

だからこそ『日陰者の分際で贅沢を言ったら罰が当たる』という意識が常にあり、悩むことすら恐れ多いと感じていました。この堂々巡りの思考が、当時の私を精神的に追い詰める要因だったのです。

悩みとは成長と発展のきっかけであり、二次創作も例外ではない

こうした悩みを抱える方は、今でもたくさんいらっしゃると思います。ただ、人間が生きる上で悩みを抱えること自体は避けられないものです。

悩みを抱えることがあったからこそ、人類は困難を乗り越え、文明を発展させてきました。同じように、二次創作がかつての限られた場から広く受け入れられるようになった背景にも、多くの人々が抱えた悩みがあり、それが成長や変化を促したといえるでしょう。

また、二次創作という趣味は、人生全体の一部を構成する趣味の一つとしてカウントされます。趣味である以上、他の生活の要素と同じように、そこに悩みが生じるのはごく自然なことです。人生は、仕事、健康、家庭環境、人間関係といった多様な要因が重なり合って成り立っています。その中の一つとして二次創作があり、それに伴う悩みもまた、人生を豊かにするための課題であり、成長の糧となるものです。

こうしてみると、二次創作に関する悩みも、ただの障害ではなく、発展や新しい可能性を生むきっかけと捉えることができます。

悩みを抱えることは、二次創作に真剣に向き合っている証拠です。「悩んではいけない」と思うこと自体が、少しズレていることを理解した上で、二次創作における悩みの根本的な要因を整理し、心を軽くするヒントを以下から伝えていきます。

二次創作の10の悩み

まず二次創作をしている人たちがよく感じる悩みを10個に分けてみました。当てはまる部分がいくつかあるのではないでしょうか。

  1. 著作権や規約への不安
    原作や公式のガイドラインをちゃんと守れているか心配になるのは、多くの人が抱える基本的な悩みです。

  2. ネタやアイデアの枯渇
    新しいアイデアが浮かばなくて焦ったり、「せっかく浮かんだアイデアなのに他の人が書いていたから自分は書けない」と思い込んでしまうこともあります。

  3. 他の人との比較
    他のクリエイターと自分を比べて、「あの人の方がブックマークが多い」「あの人の作品はすぐに反応が来るのに、自分の作品には反応が少ない」といった思いにとらわれ、自分を否定的に見てしまうことがあります。

  4. 読者や周囲の反応への過度なプレッシャー
    「頑張ったけど評価が低かったらどうしよう」「もっと反響が欲しい」「他の人に比べたらまだまだ自分は足りない」と感じてしまうことがあります。さらに、「見返してやりたい」という焦りや渇望感が生まれることもあります。

  5. 燃え尽き症候群
    一つの作品を全力で仕上げた後、急にやる気がなくなり、ダラダラしてしまう感覚です。「早く新しい作品を書かなければ忘れられてしまう」と焦りを感じることもあります。

  6. 解釈違いへの葛藤
    自分のキャラクター解釈が他のファンや同ジャンルの大手クリエイター、公式の解釈と異なることで、批判を受けるのではないかと悩むことがあります。

  7. 時間やリソースの不足
    「創作したいけれど時間がない」「道具や環境が整っていない」と感じて、創作に集中できないこともあります。

  8. タグや投稿内容の悩み
    どのタグを使えば多くの人に見てもらえるか、どのプラットフォームに投稿すれば評価されやすいか、などを考えすぎて悩むことがあります。公開先が個人サイト一択ではなく、Pixiv、Privatter、Pawooなどの選択肢が増えたからこその悩みです。

  9. 炎上やトラブルのリスク
    作品が公開された後、意図せず炎上してしまう不安や、自分の交友関係について他人から口出しされるリスクを恐れることがあります。

  10. マンネリ化への危機感
    似たようなテーマやパターンばかりになり、「読者に飽きられてしまうのではないか」という不安に陥ることがあります。スランプと感じることも多いです。

ざっと10個悩みを挙げてみましたが、『わかる!』『それな!!』と、共感するものは一つはあると思いますが、どうでしょうか?

悩みの根本原因を4つに分類

では、二次創作者が抱える悩みの原因について考えてみましょう。これらの悩みには、実は共通する根本的な原因があるのです。これを整理すると、大きく4つのポイントに分けられます。

  1. 自己価値観の揺らぎ
    自分の作品を他の人と比べたり、評価に依存してしまうことで自己評価が揺らいでしまうことが挙げられます。他者の評価や反応を気にしすぎると、「もっと反応が欲しい」「認められたい」という気持ちが強くなり、しんどくなってしまいます。これが続くと精神的に追い詰められることもあります。私自身も、この問題でかなり辛い思いをしました。

  2. 完璧主義
    「もっと良いものを作らなければ」「失敗したくない」「誰にも見てもらえないなんて嫌だ」といった完璧主義的な考えは、プレッシャーの原因になりがちです。完璧主義は、二次創作に限らず仕事や育児、人間関係など、さまざまな場面で問題を引き起こします。確かに良い作品を作りたいという気持ちは大切ですが、完璧主義はデメリットが大きく、早めに手放した方が良いと感じています。

  3. 人間関係の摩擦
    二次創作の世界でも、人間関係の悩みは大きな要因です。二次創作のジャンルでは、同じ作品やキャラクターを好きな人たちが集まっていますが、その中で意見の違いや解釈のズレが摩擦を生むことがあります。「このキャラの解釈が違う」「自分の意図と違う受け取られ方をしてしまった」といったストレスや誤解が発生しやすいのです。

    また、ジャンル移動をする際に、仲良くなった人たちを置いていくことへの葛藤なども挙げられます。人間関係の悩みは、二次創作に限らず普遍的な問題ですね。

  4. 理想と現実のギャップ
    「こうありたい自分」と「現実の自分」にギャップを感じることも、根本的な要因の一つです。時間やリソースが不足していると感じると、「自分はダメだ」「もっと頑張らなければ」といった焦りが生まれます。このギャップが強いほど、自己否定感が大きくなり、悩みが深くなります。

これらのポイントは、二次創作に取り組む多くの人たちが共感できる内容ではないでしょうか。それぞれの原因を理解し、自分の心の中で何が問題なのかを整理することで、悩みを軽減するヒントになるかもしれません。
じゃあ、これらの悩みを少しでも軽くするためにどんなことができるのか。私が実際に試してみて、「これ、効いたな」と思ったことをお話しします。いくつかヒントをお伝えしますね。

悩みを軽くするためのヒント

その①創作の目的を再確認するために、自分に◯◯する

まず一つ目が、「創作の目的を再確認すること」です。

創作の目的を再確認するというのは、「自分が楽しむために作る」という気持ちを、第一に大切にすることです。他の人の評価はもちろん嬉しいものですが、それが全てではない、ということを理解してほしいと思います。

では、創作の目的を再確認するために何をすればいいのかというと、決定的に「自分に甘くなること」が大切です。

自分が楽しまずに、他の人を楽しませることができるのか? これは、できない相談なんです。まず他の人を楽しませたいとか、他の人に優しくしたいとか、何かを与えたいと思う前に、自分自身に甘くなったり優しくなったりすることが一番重要なんです。

そのためにはどうすればいいのかというと、自分の考えていることに一切蓋をしないこと。

「それもそういうふうに思っちゃってOKだよ」というふうに、何もかも自分に許可を出すことです。そして、自分の作品に対しての評価を他人に任せるのではなく、自分自身で「これナイス!」「10点じゃ足りない!」と思えるくらい、自分をとことん甘やかすことが、創作を楽しいものにする近道です。

「自分が楽しむために作る」という創作の目的を再確認するために、まずは徹底的に自分に甘くなってください。

◎朝起きられただけで偉い
◎呼吸できただけで偉い
◎今日も無事に生きているだけで偉い

こんな感じで自分のことを、赤ちゃんとか、可愛がっている猫や犬みたいに、無条件で褒めるつもりでガンガン褒めてあげてください。

「甘えすぎじゃないの……?」「怠けている」なんて考える必要は一切ありません。ただただ、自分に甘くしてください。それが、二次創作の目的を再確認する第一歩であり、一番の近道です。自分に甘くすることで、自然と二次創作の目的を再確認できるようになるはずです。まずはそれが第一前提です。

その②理想の自分(ゴール側の自分)視点で考える


次に、悩みを軽くするための2番目のポイントですが、それは「理想の自分だったらどうしているか」を考えることです。これは自己否定のためではなく、常に理想の自分の視点から物事を考えるという意味です。

一番わかりやすい例を挙げると、Youtubeチャンネル【ヒューマンバグ大学】という作品の一つ「華の天羽組」に登場する矢部の兄貴というキャラクターがいます。

このキャラクターの口癖に「俺はいいけど、矢部を許さない」という言葉があります。矢部の兄貴は理想の自分を常に心に置きながら、理想の自分だったらどう行動するかを考えているキャラクターで、すごく硬派でかっこいいんですよね。

ここで大切なのは、「理想の自分だったら、どうしているか」という考え方を常に持つことです。

理想の自分でもたまには休みたくなるよね、とか、理想の自分だったら、自分を追い詰めてまで完璧主義になっているだろうか、と考えることです。これを続けていくと、自分に甘くなることができ、創作の目的を再確認することにもつながります。理想の自分を思い描くことで、完璧主義を手放すことも可能です。

少し話がそれますが、私自身の体験をお話しします。私は40歳のとき、体重が97キロありました。それを機にマインドコーチングを始めて、ダイエットに挑戦しました。その結果、3年間で36キロ減量し、リバウンドもしていません。2020年に始めてから、2025年現在も体重を維持しています。この成功の秘訣も、常に理想の自分を意識していたからです。

たとえば、
「理想の自分だったら、夜にお菓子を食べるだろうか?」
「理想の自分だったら、疲れていてもしんどいときに無理して運動するのか?」
「理想の自分なら、継続を選ぶだろうからここは一度休む場面ではないだろうか?」

といった具合に、理想の自分を基準にして選択をしてきました。

このように理想の自分というのは厳しくある必要はありません。矢部の兄貴のようなキャラクターは硬派で厳しいかもしれませんが、自分の場合はもっと気楽な方法を採用していました。

理想の自分だったら、そこまで自分を責めたり、完璧主義にこだわったりしているだろうか? そんなふうに考えながら、自分を追い詰めない選択をしていくことが重要です。そうすることで、心を軽くしながら、自分のペースで進むことができるのではないかと思います。

その③ネガティブダストピン:感情を整理する方法

3番目のポイントは、私が逆カプや地雷カプに対しての「逆恨み」「怒り」「恨み」「つらさ」など、心に溜まったネガティブな感情を吐き出すために実践してきた方法です。それが「ネガティブダストピン」というやり方です。この方法は非常に簡単で、頭の中にもやもやと溜まった感情を、紙やアプリにすべて書き出すというものです。

大事なのは、誰にも見せる必要がないということです。誰かに採点されることも、自分で採点する必要もありません。ただただ、心の中の「排泄物」を出し切るつもりで書き殴るだけです。

私自身、この方法を実践したとき、30年以上溜め込んできた怒りや恨みを、A4コピー用紙50枚ほど使って書き出しました。紙が破れるくらい筆圧をかけても構わないし、怒りのままに書き殴る勢いでやりました。本当に全力で吐き出すんです。「これ、一生やっても終わらないんじゃないか」と思いながらも続けていると、不思議なことに、怒りやつらさが少しずつ収まっていきました。

ポイントは、頭の中の感情を「目に見える形で可視化する」ことです。紙に書き出すのが一番効果的ですが、紙がない場合はアプリやメモ帳にタイピングしても大丈夫です。重要なのは、頭の中に溜まっていたものが、紙や画面に「出てきた」という実感を得ることです。これにより、脳が「この感情はもう取り出された」と錯覚し、心が軽くなるのです。

さらに、書き出したものを破いたり、デリートキーで削除したりして、目で見て確認するのも効果的です。「これ、もういらないんだな」と脳が判断してくれます。この過程が、ネガティブな感情を整理し、手放す助けとなるのです。

私がこの方法を続けた結果、本当に「憑き物が落ちた」ような感覚を得ました。心に溜まった怒りやつらさを処理するために、この「ネガティブダストピン」の方法をぜひ試してみてください。

その④1日3回、自分を褒める習慣を取り入れる

次にお伝えしたいのは、「1日に3回、自分のことを褒める時間を作る」ということです。これは先ほどの「自分を甘やかす」という考え方にもつながるのですが、特に日常生活の中で意識して取り入れてほしい習慣です。

褒める内容は、二次創作に限らなくても構いません。たとえば、日常の仕事や育児、パートナーや子どもたちとの関わりの中で、「ここは自分、頑張れたな」「こういうふうに接することができたな」といったことを見つけてください。どんな些細なことでも良いのです。1日を振り返り、「ここが良かった」「ここが偉かった」と自分を褒める時間を意識的に作ってみましょう。

冒頭でもお話ししましたが、二次創作の悩みは、必ずしも二次創作の枠組みの中で解決しなくても良いのです。なぜなら、二次創作は私たちの人生を彩る趣味の一つであって、人生そのものではないからです。私たちの人生は、長い年月をかけてさまざまな情報や行動、言葉を受け入れながら構築されてきたものです。その上に、二次創作という「枝葉」の部分が成り立っています。

しかし、木の枝葉を元気にするためには、根っこに栄養を送る必要があります。その「根っこ」に当たるのが、私たちの潜在意識や脳の働きです。

そして脳は主語を理解できない性質を持っています。

たとえば、「パートナーにこう接することができた」という事実があった場合、脳は「パートナー」の部分を認識せず、「こうやって接することができた」「自分にはできる」と自己効力感や自己肯定感を高める材料として処理してくれます。

ですから、「二次創作で褒めるポイントが見つからない」と思い詰める必要はありません。それがかえって新しい自己否定に繋がる恐れがあるからです。

二次創作にこだわらず、日々のあらゆることから自分を褒める理由を見つけてください。「今日は生きているだけで偉い」とか、「朝ちゃんと起きられた」といった些細なことでも構いません。自分を褒めることを習慣にしてみてください。

さらに余裕があれば、自分がこれまでに発表した過去の作品を読み返してみるのも良い方法です。

「ここ、エモい」
「この展開、素晴らしいじゃん」

と、自分の作品の感想を自分で述べてみましょう。

そうすることで、「私、やれるじゃん」と脳が判断し、自己肯定感をさらに高めてくれます。

このように、日常の中で自分を褒める習慣と、過去の自分の成果を振り返ることを合わせて実践すると、非常に効果的です。ぜひ取り入れてみてください。

その⑤二次創作から離れる勇気を持つ

もし「これをやっても二次創作のことを考えるだけでしんどい」と感じた場合は、無理をせずに休むことをおすすめします。

これは昔の私もそうでしたが、二次創作の悩みを解決しようと躍起になって必死に向き合ってぶつかっていっても堂々巡りで苦しいだけの状態が長い事続きました。そんなときは、二次創作活動から一度離れてみるのも良い選択肢です。

二次創作から離れた時間を使って、純粋に楽しめる趣味を探してみてください。

✅ネットカフェでソフトクリームを食べながら漫画を読む
✅カラオケで思い切り歌う
✅ボウリングをする
✅ウォーキングや筋トレを始める
✅バイキング巡りを楽しむ
✅プリザーブドフラワーを作る
✅折り紙を折ってみる
✅ボランティア活動に参加する
✅ヨガやピラティスに挑戦する
✅地元のパチンコ屋のトイレがいかに綺麗かリサーチしてみる

など、今はたくさんの趣味があります。

こうして、二次創作だけに固まってしまった視野を広げて、他の趣味や活動に目を向けることで、新しいアイデアが自然と生まれてくることもあります。私自身も、二次創作で行き詰まったときにウォーキングや筋トレ、パチンコ屋のトイレの綺麗さのチェックに力を入れた結果、新しい知識や気づきがたくさん得られました。そしてその新しい知識を二次創作に活かすことができたのです。

【逃げるは恥だが役に立つ】というハンガリーの諺にもあるように、二次創作から逃げることは決して悪い事ではありません。仕事でも金銭問題でもどうにもならなくなったら、最終的に退職や自己破産といった撤退する救済措置が認められています。ぜひ心身を病む前に逃げて他の趣味を見つけたり休んでください。

その⑥『自分なんか』を封印し、自分を認める

自分にかける言葉にも、ぜひ気をつけてみてください。この記事を読んでいる方には【自分なんか】という言葉を今日から封印してほしいと思います。

なぜなら、「自分なんか」と思っていると、本当に「自分なんか」と思わせるようなことしか起こらなくなるからです。これは私自身が実践してきた経験から言えることです。

まとめ

というわけでまとめです

  • 二次創作の本来の目的を再確認する
    二次創作は自分自身が楽しむための趣味です。他者評価や承認欲求にとらわれず、自分のペースで進めることが大切です。

  • 悩みを10個のポイントに整理する
    二次創作に関わる悩みは、著作権の不安、ネタ枯渇、他者比較、評価へのプレッシャー、燃え尽き症候群、解釈違い、時間不足、投稿内容の悩み、炎上リスク、マンネリ化など、多岐にわたります。

  • 根本的な原因を理解する
    これらの悩みの根本には、自己価値観の揺らぎ、完璧主義、人間関係の摩擦、理想と現実のギャップといった4つの要因があると分析できます。

  • 自分を甘やかし、褒める習慣を持つ
    自分に厳しくしすぎず、1日に3回、自分を褒める時間を作りましょう。「今日は生きているだけで偉い」といった些細なことでも、自分を認めることが重要です。

  • 理想の自分を意識する
    理想の自分だったらどう行動するかを考え、完璧主義や自己否定を手放しましょう。理想の自分も休むときは休むと考えると、気持ちが楽になります。

  • ネガティブダストピンで感情を吐き出す
    紙やアプリに怒りやモヤモヤを書き出して、頭の中の感情を可視化し、手放す方法を試してみてください。

  • 二次創作活動に縛られない時間を持つ
    二次創作から離れ、純粋に楽しめる趣味を見つけてみましょう。カラオケやウォーキング、ボランティア活動など、別の活動に触れることで新しいアイデアが生まれることがあります。

  • 「自分なんか」を封印する
    自分を否定する言葉は使わないように意識しましょう。「自分はできる」と思えるポジティブな言葉を選ぶことで、自己肯定感が高まります。

繰り返しになりますが、二次創作は本来、自分のための趣味です。だからこそ、「自分が楽しめればそれで良い」ということを大切にしてください。無理をせず、自分のペースで、自分が楽しいと思えることを続ける。それが一番大切です。

そして二次創作活動に人間関係や承認欲求、他者評価を求めすぎると、本当にしんどくなります。このことはぜひ覚えておいてほしいです。

それを防ぐためにはどうしたら良いのか。それは、まず「自分をひたすら優しく扱い、甘やかして、褒めてあげること」です。

他人に優しくしたり、楽しませたり、素敵な感想を送ったりすることができる人というのは、みんな「自分を満たしている」からこそできるのです。だからこそ、まずは自分自身を満たすことが大切です。絶対に自分を無理させないでください。
心を軽くして、楽しい創作活動を続けていきましょう!


それでも、二次創作を楽しめない、ジレンマを感じてしまって息苦しい、しんどいという方は以下のサービスのご利用を検討してみて下さい。

また、ツイッターも開始しました。
一日一回、二次創作で行き詰まりを感じている人に向けて、どうすればその悩みを緩められるかのヒントを発信していますので、興味のある方はこちらもチェックしてみて下さい。


スタンドエフエム放送はコチラ

ではまた!

いいなと思ったら応援しよう!