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好きな人といて申し訳ない気持ちになる人に送る言葉。

最近なんだか何にもやる気が起きない。目標もない。

不機嫌でいることが多い。急に悲しくなってしまう日もある。

このままじゃいけない気がする。

ちらっと会うことがあった後輩からそんな話を聞いた。具体的に聞けるほどの時間はなかった。

たぶん、自分に合っていないと感じるバイト、将来への不安、周りに置いていかれる感覚、いろんな気持ちがないまぜになっているんだと思う。

もしかしたら、今は好きな人といるときも心ここにあらずだったり、感情的になりやすくなったりしているんじゃないか。

バイトの愚痴ばかり話している自分に気づいて、申し訳なくなったりしていることもあるかもしれない。

こんな自分が隣にいたらめんどくさいとかつまらないとか思っちゃうんじゃないか。見放されたらどうしよう。

そんな想像が膨らんで辛くなる日もあるかもしれない。

わかったような口を聞いてごめん。

前にとある人が、僕にそんなことを考えてしまうんだと伝えてくれたことがあって、それを思い浮かべたんだよね。

僕自身、自分の大事な人に対してそんな気持ちになったことがある。何より申し訳なくて、同時に怖くて、寂しくて、ぐちゃぐちゃな気持ちだった。

つらいよね。どれだけ泣いても、どれだけ喚いても、そんな自分をどこまでも許していいような事態だと思う。

もし本当にそんな状態なら、僕は君にこう伝えたい。

まず、君はとっても強い人だってこと。

何日も、何週間もそんな嵐のような心の状態にありながら、まだ自分を叩いて進もうとしている。僕なら耐えられそうにない。その強さを心から尊敬している。

それから、とっても優しいということ。

申し訳ないなんて感情、優しさのない人に抱くことはできない。君はざっと僕の100倍は申し訳ないと口にしてる。僕は、君の持っている温かさを誰よりも知っている。

そんな人と親しくさせてもらえているのは、とてもとても光栄なことだと思う。というか、シンプルに嬉しいし、誇らしい。

だけど同時に、今の状況はとても悲しい。

大事な人が行くのも憂鬱になるところに毎日のように通っている。疲れて帰ってきて、心許せる相手といる時に愚痴ばかりになったり、泣いてしまったり、相手の嬉しい出来事を素直に受け止められなかったりしている。

優しい君は、そういう自分を後で振り返って、なんであんなことしたんだろうって反省して、また辛くなって。

そんな君を見ていると、僕は胸が痛くなる。
それくらいには、僕は君を大事に思っている。

だから、僕のためにも、君の強さと優しさを、もっと君自身のために使ってほしい。

たとえば、君の中にいる子どもみたいに好奇心に溢れる部分や、疲れたから休みたいと訴える部分に、もうちょっと場所を譲ってみたりしたらどうだろう。

無理に前を向かなくてもいい。

でも、ほんの少しだけでも、自分に優しくする方法を見つけてみてほしい。

小さなことでもいい。

好きな音楽を聴く、温かいお茶を飲む、心を許せる誰かにそっと寄りかかる。そういう時間を許してあげてほしい。

特に、この3つの質問への回答が僕と同じならなおさら。

①自分の大事な人がいつも向かう場所(職場やサークルや何かの組織)が、どんなところだったら嬉しいだろう?

→その人らしい長所を存分に発揮できて、それが誰かに感謝される場所だったら嬉しい。本人が意義を感じられる場所なら嬉しい。尊敬できる先輩や、頼れる仲間がいると感じられているなら嬉しい。

②次会う時、どんな表情で隣にいてくれたら嬉しいだろう?

→元気そうだったら何より嬉しい。楽しみなことがたくさん浮かんでいるような表情なら嬉しい。リラックスできていたら嬉しい。

③どんなふうに今日あったことを報告してくれたら嬉しいだろう?

→素直に感じたことを伝えてくれるのはまず嬉しい。その上で、ポジティブな感情(楽しい/嬉しい/面白い/ワクワクしたとか)が混じっていたらより嬉しいし、安心する。ついでに言えば、「〜を見かけたとき、あなたのことを思い出したよ」的なことを言われたら・・・もう・・たまらない。


どうだったかな。若干、僕の癖みたいななのを垣間見せてしまった気がするけど笑。

ちなみに、僕は今日伝えたような考えから、自分を大事にしようと努めているつもりだよ。大変な時もあるけど、だいたいは自分で選んで一時的引き受けているものだから、安心してほしい。

ではでは。


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久高 諒也(Kudaka Ryoya)|対話で情熱を引き出すライター
サポートいただいたお金は、僕自身を作家に育てるため(書籍の購入・新しいことを体験する事など)に使わせていただきます。より良い作品を生み出すことでお返しして参ります。