失敗ばかり!僕が今までに仲間を集めてやってみた企画
おかげさまで、最近フォロワーが500人を超えました!
応援してくれるみなさん、ありがとうございます。
500人を超えた瞬間に、「何か企画を用意しておけばよかった…」と気づいてちょっと後悔気味です笑。どこかキリのいいところで何かやります。
まあそれはさておき、企画といえば、僕は今までいろんなことを企画しては悉く中途半端な仕上がりにしてきたなと思います。そういえば。
しかし、まだまだこりていません。
ここだけの話(という公開話)、企画するのと企画に仲間を集めてわーっと夢が広がるところまでがめちゃくちゃ面白くて、大好きで、僕の中で失敗はそんなに問題じゃないのです。
何もしないよりは、企画を立てて何かが3割くらいマシになった方がいいよなと考えます。
というわけで
今回は、僕がこれまでに企画してきたことを色々書きながら振り返ってみようと思います。
僕はいつもノートを持ち歩いていて、こんなんやったら面白いなとか思いつくたびにメモしています。なので、その中でも形にしてみたものの紹介ということになります。
企画とか言ってハードルを上げてますけど、本当はお遊びのレベルなのであんまり期待しすぎないでくださいね。
はじめての企画
企画と言うと大げさですが、
5歳の時、生まれてはじめて手紙を書きました。
家の中で、どこからか紙を見つけてきて、密かに母に当てた文章を書いたのです。たしか、一生懸命漢字も調べながら書いていました。
この時母に喜んでもらえたのが何か企画しようとする原点かもしれません。
もはやどんな文章を書いたのかまでは思い出せませんが、「これから幸せになっていこうね」と最後に書いたことだけは覚えています。
なぜか?
「幸」という字を「辛」という字で書いてしまっていて、それを母に指摘されたのがショック過ぎたからです。未だに思い出すと胸がピリピリします。
最初から詰めの甘い僕でした。
白い本プロジェクト(高2)
小学生の頃は、秘密基地を作ったり新しい遊びを考えたりしてばかりいましたが、誰も乗ってくれなくて悔しい思いをしていました…
のでカットします。
さて、
企画は失意のバスの中でひらめくこともあります。クラスで浮いて誰とも喋れないまま11ヶ月が過ぎようとしていた高2の冬のことです。
毎日毎日ただすれ違っていく人たち。
その一人一人がなにかを信じ、なにかに苦労し、なにかに熱中している。
それは僕の予想もつかないことかもしれない。
それに、もしかすると誰かにそれを話したいのかもしれない。
いや、誰かに話したいなんて自分でも気付いていない人もいるんじゃないかな。
でも、もしふと誰かに話しかけられたらどうだろう?
自分のことについて素直に関心を示してくれる学生が目の前に現れたらどんな気持ちになるだろう?
僕は、なんとなくこの問いかけについて確かめてみることがステキなことを起こすような気がした。
『何も書かれていない白い本の物語』より
とまあこういうわけで閃きました。
いろんな人に声をかけて、しばらくおしゃべりして、白い本に言葉を書いてもらう、そんな企画を高2の頃からやっています。
ハイポニカ計画1(高1〜高3)
中学の時、僕は精神を病んで別室登校していました。
別室登校をしていた時期、人生で一番本を読みました。たくさんの本を読んでいく中で、”ビジネス”と”水耕栽培”が僕の頭の中で熱いものになっていきました。
ハイポニカ農法というのを本で見つけて、これの簡易版なら自分でも作ることができるのではないかと考えたのです。そこから色々ビジネス書や野菜の栽培方法の本を読みながら妄想を広げていきました。
これで最終的には沖縄の児童の貧困問題解決じゃ!と一人で盛り上がっていました。
ハイポニカ農法というのは、簡単に言うと土を使わないで植物を育てる栽培方法で、土の何倍も効率的な栽培ができてしまうという代物です。オランダやイスラエルなど土地面積が小さかったり、露地栽培が難しい地域ではかなり技術が進んでいます。
当時、色んな企業がホーム用の水耕栽培キットを販売していましたがえげつなく高かったんです。で、YouTubeを見てみるとものすごく少ない人たちがものすごく少ない再生回数ながら水耕栽培の自作キットを公開していました。
これだ、高校に行けたら仲間を集めてこれを作ろう!
作ったらまずは自分の高校に通う生徒の親に使ってもらって広げていこう!と意気込んでいました。
ハイポニカ計画2(高1〜高3)
高校入学後、中学での別室登校が長かったせいで人と話すところから苦労しましたが、なんとか12月には4人を説得して研究を始められました。
この4人は今も最高の友人です。広がりに広がった妄想を紙に書きながら何十分も夢を語ったら付いてきてくれた4人です。僕が出会ってきた中で最も愛すべき4人でもあります。
彼らはそれぞれ得意なことがあって、それを生かしあいながら、約2年間の研究で4パターンくらいの試作品を作り栽培実験をしました。
2段式の装置が完成した時には興奮しましたね。
このチームの最もいいところは、僕を乗せてくれることでした笑
僕が自分の思いついたことをしゃべると「いいね」とか「こうやったらできそう」とか「なるほど、うーん」とか、彼らはほぼほぼ否定をしませんでした。
そういう空気だったのでみんなが割と冗談みたいなレベルから渾身のものまでいろんなアイデアを出せたんだなという感じがします。
僕は周りに乗せられると、
仲間を喜ばせようと思っていくらでも頭を使うようになります。
あの頃は水耕栽培の本からビジネス書まで100冊は絶対に読みましたし、毎日ノートにアイデアを書き散らかしましたし、水耕栽培をやっている人をあの手この手で探してつながりに行きました。
結局2年では全然時間が足らず、栽培できた貧弱な野菜をメンバーで調理して食べるのが最大の成果でした。とはいえ、最高の高校生活を過ごせたなと思います。
社長わらしべ対談
大学生になり、舞台は富山に移ります。
そこからは本当に色々手を出したのですが、個人的にすごく楽しかったのが社長わらしべ対談です。YouTubeでやってました。
企画内容は読んで字のごとく、色んな社長さんと対談して、ついでに物々交換をしてもらうというものです。
当時はいずれ起業しようと思っていたので、色んな面白い社長さんと話してどんな生き様がかっこいいか考えようと思ってこんな企画を思いつきました。
物々交換をついでに入れたのは、単純にどれだけすごいことになるんだろうという興味と、こういう要素があった方が社長さんも面白がって参加してくれそうという狙いがあったからです。
結局、10名の社長さんと対談した後で沖縄に帰らないといけなくなったりして、そのまま更新をやめてしまいました。いつでも再開はできるのですが、今の所、「やーめた」と思っています(いい加減なやつ…)。
「やーめた」となった要因はいくつかあります…
が、一つに集約されます。それは、一人でやるのがしんどい、です。
具体的には
・自分の動画を見るのが嫌で編集が苦痛
・ハイポニカみたいに仲間とわいわい企画を立てたかった
(毎回楽しく企画会議をしたかった)
・自分のためだけに勇気のいる作業をするのは無理
などなど。対談は楽しかったし、物々交換は意外性があって楽しかったんですけどね。”物々”交換なのに最初は無からスタートしているところもいい加減さが僕らしい笑。
そのほかの企画
ここまでで4つ企画を紹介しました。
かなりはしょりながら書いてみたものの、長くなることがわかったので、もうね、うんと省略して紹介していこうと思います。
高校の時、留学する同級生の子のために白い本の寄せ書きバージョンを作りました。最近、そのお返しということで英語の数学の本をもらいました。読めません。
大学に入ってからは、駅前で靴磨きをしてみたり、駅前で花束を手渡しで売ってみたり、福山雅治の歌マネを披露して投げ銭をもらったりもしました。すべてビビり倒しながら、死ぬほど緊張して中途半端にやりました。この三つの企画の合計で1万円も稼いでいません。
ちなみに、福山雅治のモノマネは1000円でした。
一人の女性の方からでした。「感動した」んだそうです。
昨年は休学するためにどうやって親を説得するかというのを企画としてハイポニカのチームで作戦を立てたりもしました。もちろんオンラインです。
ふりかえってみてわかった
ざっと振り返って来ましたが、久々の長文記事になりました。
改めて振り返ってみて、やっぱり企画を考えるのって好きだなあ。
それで誰かを巻き込んで面白いことになったり、いろんな人に出会えたりするとなお楽しいんだなあと思いました。
ただ、やっぱりいつも尻すぼみだなあとも感じました笑
面白いのは、メンバーが僕を乗せてくれるパターンか一人で短期でやる企画しか続けることができていないということです。
周りに乗せてもらっていると、僕は犬のように喜んで大量に本を読み込み、人に会いに行って、どんどん新しい「計画」を練り始めます。思いついたことをしゃべるのが好きなのです。
その他は「やーめた」という具合で急に放り投げます。いい加減なやつ…
しかし、これってけっこう大事なことがわかったなと思います。
もし今後僕がチームを作るなら(チームに入るなら)、周りに乗せてもらって、たくさん調べて、たくさんアイデアを出しまくるポジションにいた方が良さそう!ということです。
チームを作るときにはこのnoteを先にメンバーに共有してみようと思います。
最後に
実は、ちょっとした野望があります。
もう少し色々企画してみて、成功する企画も出せるようになってきたらnoteでサークルを作ってみなさんと企画を考えてみたい!
そう思ってます。
そのサークルからバズる企画記事を出せたら最高ですね。別に僕の記事じゃなても、サークルのメンバーさんの企画をみんなでわいわい考えてバズったりしたらそれも最高だと思います。
いつになるかはわかりませんが、久々にやりたいことを語ってみました。
ではでは、今日はこれくらいで。
長文でしたが、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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