北野神社
高千穂より熊本方面へ向かうループ橋の手前を左に入ると下河内地区となります。
河内、夕塩地区に入る手前に北野神社があります。
看板もあるので分かりやすいです。
看板にもあるように天正6年(1578)3月9日に天神宮を勧請したとあります。
郡内でも古い建造物らしいですが、創建は不明です。
天神様ということで、祭神は菅原道真公です。
天満宮とありますが、地元の人談によると、神社の位の関係で本当は天満宮ではないそうで、北野神社が正式のようです。
気づかなかったけど、上部に蜂の巣あり。
神社の後方には畳半畳ほどの石があり、一部に腕の入るくらいの穴があり、水が自然と溜まっています。
この穴に溜まった水で墨をすり、その墨で筆字を書くと毛筆が上達すると言われているそうで、地元の方が実際に夏休みの宿題で、この水で墨をすり習字を書いたところ、見事に入選したと聞いています。
また、豊後のキリシタン大名で有名な大友宗麟が上野の玄武山城を落城させた後、こちらにお詣りに来たとのことです。
最近、大友宗麟について興味があったので、この神社へ来た時に関連があると知り、今はそんなタイミングなのだと実感したところでした。
私自身、字が下手なのでこの水を利用するのも、ありなのかなとも思った次第です(笑)
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