高千穂呪術廻戦物語その3
さて、今までは高千穂に伝わる神事『猪掛祭』の説明。これが、呪術師とどう関係があるのかを説明してきた。
それでは、鬼八再生術、『猪掛祭』を始めた氏族は一体だれなのだろうか?
これは、私の考えであるが、猿田彦と天鈿女を祭人とする荒立神社、ここ周辺を本組地区と言うのだが、ここには室町時代の十社御縁起によると、神社の後方の山を神呂木山といった。ここは男の神様がいたというが、考古学的に発掘すると、土器が出てくることから縄文時代より生活していた形跡もあり、また高千穂町立病院付近も本組