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「春の祭典」 ストラヴィンスキー|心が折れそうになったときのプレイリスト 第41曲
<タイトル>
バレエ音楽「春の祭典」
<作曲者>
イーゴリ・ストラヴィンスキー
<おすすめCD>
ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団(管弦楽)
SONY(レーベル)
<解説>
パリ・オペラ座で初演されたときに大ブーイングとなった、近代以降の音楽を語る上で避けることのできない問題作です。
初演を指揮したピエール・モントゥーいわく、「ただの一音たりとも理解できなかった」そうです。
とはいえ現代を生きるわれわれにとっては、そこまで刺激は感じないかもしれません。
あくまで当時としては過激な音楽だったということですね。
誰の言葉か失念しましたが、「20世紀はダンスの世紀」と前置きをした上で、「20世紀はストラヴィンスキーの『春の祭典』に始まり、マイケル・ジャクソンの死をもって完全に終わりを遂げた」ということです。
ストラヴィンスキーもですが、マイコーもすごいですよね。
おすすめに上げたのはフランスの指揮者ブーレーズによる古いほうの録音です。
音楽評論家の故・吉田秀和さんいわく、「ブーレーズが初めて、この曲を理解した上で録音した指揮者」なのだとか。
そのブーレーズも亡くなってしまいました。
アーティストとの別れは、音楽ファンにとってつらいものがあります。