「ピアノ協奏曲 ト長調」 ラヴェル|心が折れそうになったときのプレイリスト 第10曲
<タイトル>
ピアノ協奏曲 ト長調
<作曲者>
モーリス・ラヴェル
<おすすめCD>
サンソン・フランソワ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
<解説>
クラシック音楽というと、とにかく「長い」イメージをお持ちだと思いますが、フランスの作曲家ラヴェルによるこの「ピアノ協奏曲 ト長調」は、わずか20分ほどの長さですので、手に取りやすいでしょう。
「おもちゃ箱をひっくり返す」ような楽しい音楽で、ちょっとくらい暗い気分のときでも、一気にウキウキしてしまいます。
わたしなど楽しさあまって、ついうるっとくることもしばしば(汗)
特に第3楽章は、3分程度の短い曲ですが、「こんなにハッピーな音楽がほかにあるのか?」と思ってしまうほど(個人的な意見)です。
某怪獣映画のテーマ音楽にそっくりなフレーズがモチーフとして使われていますが、ラヴェルと当該曲の関連性は不明です。
「そんなこと、どうでもいいじゃん」
そう思うほど、ハッピーな気分になります。
フランス・ダンディズムを地でいったような名ピアニスト・フランソワと、ベルギーの巨匠クリュイタンスが指揮するパリ音楽院管(※「の○め」にも登場した、有名な「コンセール・ヴァトワール」です)を、おすすめ盤として紹介しておきます。