#772 コトバを眺め 過去って

わたしは、血や骨、火薬をほんの少しも感知できなかった。眼前の景色から悲劇をひねり出そうと懸命に努力したが、すべて徒労だった。むしろそれが生み出したのは、真逆の現象である。過去が取るに足らないものであるということと、現在の変哲のない日常、それ以外、何も見えなかった

 サイディヤ・ハートマンさんがルーツを探しに来たガーナ。あまりに明るく、暗黒時代がなかった様な目の前の情景。
 過去が自分達を作ってきたが、これからを作るのも自分達!このあと200頁、どう展開するのかな

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