筋肉が足りないわけじゃない。関節の捻れで力うまく伝達してないだけ。
おはようございます、東京都港区で訪問整体をしている窪寺です。
前回は片脚立ち20秒できなかったら筋力が足りないって判断するのではなく、どのように片脚立ちをしているのかを気にした方が良いということをお伝えしました。
今回は足指、足-足首(足関節)、下腿-大腿(膝関節)、大腿-骨盤(股関節)、骨盤-脊柱(仙腸関節)と関節の歪みによって力が分散してしまうと関節の動きが悪くなってしまって他の部位に痛みが出やすいということをお伝えします。
以前お伝えしたように本来の重心は外くるぶしの前5cmと言われています。しかし、下腿は足の踵寄りについているため、後ろ重心になりやすいです。
後ろ重心になると足の親指が浮きやすく踏めなくなってしまい、足の指と踵が歪みます。
すると、足首は内側が近づいて外側が遠ざかるように捻れやすくなってしまいます。
膝関節は下腿と大腿が捻れて、大腿と骨盤が捻れてと足裏の重心のズレが体の上の方に影響していきます。
積み木を積み上げるのに例えると、足が後ろ重心だと後ろに倒れてしまいます。そのため、後ろに倒れないように腰や肩を前に倒して重心を整えます。踵重心のため猫背になって背中〜腰に負担が掛かってしまいます。
もし、足の重心を整えないで猫背だけを整えようとしても後ろに倒れやすくなってしまうため、すぐに戻ってしまいます。
猫背になると目線は下を向いてしまい歩いていて危ないのでアゴを上げるため、頭の後ろの筋肉が縮んでしまいます。
このようにみていくと、足の重心位置がめっちゃ重要ですね。
足の重心を無視して、足からの捻れを無視して、硬くなってしまった筋肉をほぐしても、その場では「気持ちいい」ですけど、元に戻ってしまいます。
踵から爪先に重心を移動して真ん中はどこかな?
左右に重心を移動して真ん中はどこかな?
って探してみてください。
それだけで真ん中がどこかわかって、姿勢が整うと思いますので試してみてください。
次回は、1歳頃から頑張って立って、歩いて、その頃からずっと歩き方のクセがついているかも⁉️をお伝えします。
本日もブログをご覧いただきありがとうございました😊
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