達成のパラダイム

「目標は達成するために立てるのではない。」
最近、浴びた言葉の中で、一番、残った言葉。

では、いったい何の為に目標は立てるのか?

多くの場合、目標を設定して、そこに力を注ぐ。
例えば、今月契約を3件獲得する!という目標があったとする。
その人は、
「今月、契約を3件獲得するぞ!」
「今月、契約を3件獲得するぞ!」
「今月、契約を3件獲得するぞ!」
と、目標を掲げ続ける。

結果、2件の契約だった場合、上司から、
「なぜ2件だったんだ?」
「なぜあと1件取れなかったんだ?」
と詰められる。

よくある話だ。

目標自体は管理下になく、お客様ありきの話だから、3件とれるかどうかは100%コントールできるわけではない。

この場合、
「3件という目標を立てたことにより、行動が変わり、2件という結果に結びついた。」という捉え方もできる。
正解かどうかは置いておいて、そういう捉え方もできる。

そこで学んだことは、
目標設定したあとは、「100%達成可能なアクションプラン」にするということ。

3件の契約を取る。
ではなく、
100件の電話をかける。
だったり、
100件、訪問する。
といった具合に。

そうすると、未達の場合は、結果の原因は必ず自分次第で改善ができる。
寝てしまった。とかサボってしまったとか。休憩を多く取りすぎたとか。こういった事は、解決可能だ。

つらつらと書いてきたが、目標を達成するかしないかよりも、目標を設定する事で「今」が変わるとしたら、目標を立てることの価値は凄く高いと思う!

そして、目標だけをずっと見るのではなく、それらを達成する為の「100%達成可能なアクションプラン」に目を向けるということを、やってみようと思う。

日々、おもしろい発想に出会えることに感謝です。


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久保田えつし
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