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大切な友人に出産祝いで贈りたい!シーメイト発“小説つきデカフェコーヒー”開発秘話

大切な友人が出産したとき、出産祝いに何を贈るか悩みますよね。せっかくの機会なので、他の人と被らない心に残るギフトを贈りたいと思いませんか?

現在、デザインやライティングが学べる、女性向けキャリアスクール・SHElikesの受講生(通称:シーメイト)が、出産祝いにぴったりな商品を、開発中なんです!それは、小説つきデカフェコーヒー。

今回、開発メンバーに開発のきっかけや商品コンセプト、開発状況を伺いました。出産祝いに悩む方や商品開発に興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね💐

(2023年5月中旬取材)

▶️▶️小説つきコーヒー開発メンバーの紹介

Yuko|発起人・小説担当
看護師を経て妊娠を機に専業主婦に。1児の母。部長としてシーメイト紅茶部、サポ隊として7期と8期のライターコミュニティの運営に携わる。「医療と世間の架け橋」となるライターを目指し、ライティングを勉強中。

あやこあにぃ(以下、あにぃ)|プロジェクトリーダー・小説担当
SHElikesでライティングを学び、測量士から文章を生業にするフリーランスに。140字小説コンテストや短編小説賞で優秀賞を受賞。動物が大好きで、保護うさぎと暮らしている。ライティングとデザインを掛け合わせた創作の形を模索中。

りさこ|デザイン担当
Web制作会社で、Webデザインの修行中。2児の母。サポ隊として7期SHElikesファンクラブや8期シーママコミュニティの運営に携わる。わくわくすること、頑張っている人の応援が大好き。

みお|商品コラボレーション担当
メーカーに勤務しながら起業し、株式会社uniの代表となる。ママパパと赤ちゃんの、はじめての1ヶ月をもっと幸せにする「最強のファーストベビ服」事業を拡大中。プライベートでは1児の母。

りな*|OEM会社**リサーチ担当
友人に誘われ、「最強のファーストベビ服」事業を時々サポートしている。普段は専業主婦、2児の母。コーヒーが好きで、毎朝の一杯が楽しみ。美味しいデカフェコーヒーを調査中。

*取材には欠席 **他社ブランドの製品を作るメーカーのこと

『For Mother』ではなく『For Best friend』—小説つきコーヒー開発のきっかけ

「ワクワク」をキーワードに集まった、前のめりな開発メンバー!

——本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、小説つきコーヒーの開発の経緯を教えてください。

Yuko:誕生日プレゼントに友人からもらった入浴剤の包み紙に、エッセイが綴られていて。お風呂をためている間にそのエッセイを読んで、ほっこりしました。

それで、紅茶やコーヒーのパッケージに短い読み物があったら、淹れている間に読めて良いかも!と思って。せっかちな性格なので、隙間時間も有意義に過ごしたいんですよ(笑)。テンションが上がって、すぐにアイデアをツイートしました!

\テンションが上がり、即ツイート!/

商品は、株式会社HAA『HAA for bath 日々』🛀🫧

りさこ:私が、このツイートにすぐ反応したんですよね。音楽や朗読が聴けるQRコードをパッケージにつけるのも良いなと、想像がどんどん膨らみ…。ワクワクが止まりませんでした!

Yuko:そうそう!すごく前のめりに反応してくれて、嬉しかったです。他にも、Twitterで繋がっているシーメイトさんから、好意的な反応をたくさんもらいました!

あにぃ:私はちょうどそのころ、小説をそれまでとは別の形で届ける方法を考えていて、「ライティングとデザインを掛け合わせた創作の形」を模索していました。Yukoさんのツイートを見て、これだ!と思って…。ワクワクした気持ちのまま商品イメージを作り、発信したんです!

\早速、コーヒーのラベルを試作!/

Yuko:私のツイートからあにぃさんの商品イメージの公開まで、2日しか経ってないんですよ。アイデアが目に見える形になって、本当に開発できるかもと思えました。あにぃさんとりさこさんと最初にオンラインでお話ししたときも、盛り上がりました!

\りさこさんが作った、初期の資料/

とはいえ、商品開発の流れがわかっていなかったので、みおさんの存在がキーになってくるんですけど…(笑)。

みお:私の事業を手伝ってくれているYukoさんとは、元々親交がありました。Twitterでの小説つきコーヒーに関するやり取りを見て、すごく素敵な取り組みだと思い、「最強のファーストベビ服と一緒に販売しませんか」と声をかけたんです。

コラボしてもらえることになった最強のファーストベビ服は、品質や機能性にこだわった商品。

株式会社uni『最強のファーストベビ服』

華やかな装飾はないので、ご自宅用の購入がほとんどでして…。小説つきのコーヒーと組み合わせて販売したら、ギフト用にも購入してもらえそうですよね。私にとっても、ありがたい話なんです。

——得意分野の異なるメンバーが、ワクワクしながらチームになっていく過程が素敵です!

コンセプトは『For Best friend』。小説は短く、コーヒーはデカフェに

——みおさんの参加がきっかけで、産後のママ向け商品になったんですよね?

Yuko:そうです。産後のママ向けに、出産祝いとして小説つきコーヒーを贈ると良いかもしれないと閃いて…。

私自身、赤ちゃんへのものにプラスして、出産を頑張った「友人自身」に労りの気持ちを込めた、特別なプレゼントを贈りたいと思ったことがありました。そのとき、迷った末贈ったのは金券。友人は喜んでくれたんですが、心に残るものを贈りたかったなと引っかかっていて…。

だから、出産祝いに開発する商品のコンセプトを『For Mother』ではなく『For Best friend』に設定しました。「忙しい子育ての合間に、大切な友人にほっと一息ついてほしい」そんな想いを込めて小説つきのデカフェコーヒーを開発しています。

また、大切な友人に渡す出産祝いに悩む方が、安心してセレクトできるものを目指して、美味しくて、なるべくカフェインを減らしたコーヒーを選んでいるんです。

りさこ:超短編の小説がついているところもポイントです。私は、コーヒーは毎日のように飲むんですが、本を読むことはあまりなくて。それでも、短い文章なら読めるし、すごく良いなって。

みお:私も、小説のように世界観のあるものはすごく好きなんですけど、仕事や育児に忙しくて、読む時間が取れず…。集中力が続かなくて、最後まで読めないんです。あにぃさんがTwitterに投稿している短い小説を読んで、すぐ読めるからありがたいと感じました。

Yuko:私も読書が苦手です。特に、産後は集中して文章を読めなくなってしまって…。

あにぃ:白状すると、私も読書が大好きというわけではないんです…(笑)。書くけど、たくさんは読めない(笑)。だからこそ、自分が書くものは短いけどオチのある作品にしたいと思っています。小説つきコーヒーは、短い文章で隙間時間にほっこりしてもらえるものにしたいですね!

——隙間時間に読めるの、良いですね!ユーザーの気持ちがわかる開発メンバーだ…。

心に残るギフトのポイントは、贈る相手への気遣い?

——小説つきコーヒーはギフト用を想定した商品のようですが、みなさんの心に残っているギフトはありますか?

みお:ホテルのスパで使えるマッサージ券を、産後にもらいました。赤ちゃん用品も、すごく嬉しいんですけど、自分の身体を気遣ってくれたことが印象に残っていますね。

あにぃ:
私は結婚祝いに、結婚した年が印字されたお皿をもらいました。お皿を使うたびに、くれた方のことを思い出します。何をもらっても嬉しいんですが、一工夫されていると、エピソードとして記憶に残りやすいのかもしれませんね。

Yuko:たしかに…。友人が「Yukoが新婚旅行で行った温泉が入ってるよ」と、先ほどお話しした入浴剤をくれたんです。旅行先まで覚えててくれたんだ!と嬉しくなりました。

——うわあ…どのエピソードも素敵!小説つきコーヒーと最強のファーストベビ服のセットは、赤ちゃんのことだけでなくママも気遣った組み合わせですよね。「出産お疲れ様」と渡すと、お相手の心に残りそう!

どういった商品が、いつ販売される?開発状況を聞いてみた!

パッケージデザイン「扉」に込められた想いとは

——開発状況についても、教えてください!

Yuko:今は、デカフェコーヒーのOEM会社の選定とユーザーアンケートの集計を行っています。今月、試飲会をする予定なんです。商品は、りさこさんがデザインしてくれて、こういったものになりそうでして…!

\開発中の試作品には「扉」が!/

——ぎゃー!可愛いです!イラストは、どうして扉なのでしょうか?

りさこ:産後のママは、とにかく自分の時間が取れないと思うんです。一人っきりの状況がほとんどないんですよね。コーヒーを淹れて飲む時間だけは、あなただけの部屋に入っていて良いんだよというメッセージを込めました。

Yuko:
私は今まさに赤ちゃんを育てているところ。イラストの「扉」に込められた想いを聴いて感動しました…。最初はパッケージに小説を載せるイメージだったのですが、ドリップバッグを取り出す際に破ってしまうため、保管には向きません。パッケージとは別の紙に小説を載せることに。

2つ折りの台紙を開くとコーヒー、
\コーヒーを取り出すと小説が読める仕掛け!/

選んで良かったと思ってもらえるように。今年中には販売したい!

——楽しい仕掛けが施されていますね!そのほかの進行状況はいかがですか?

Yuko:SHElikesには「起業」や「プロダクトマネジメント」のコースがあるので、基礎的なことは勉強しました。商品開発において重要なのはユーザーの需要を知ることだと知って、アンケートを取ったんです。

SHElikesのつながりは本当にすごくて、回答数は100人弱も。多くのシーメイトさんがアンケートに回答してくれて、出産祝いで小説つきコーヒーを贈りたいと答えてくれました!厳しい意見ももちろんあったんですが、需要はあると思えましたね。

あにぃ:私とYukoさんでサンプルの小説を書いたんですが、テーマを「育児」にすると、賛否両論で…。産後のママが、ほっこりするような作品にしたいので、内容は目下検討中です!

みおさん:ベビー服を開発したときもそうだったんですけど、全員がほしいものってないんです。ほしい人もいらない人もいて当たり前。この商品を選んで良かったと言ってくれる人がいたら、自信を持って良いんです。届けるべき人のために、作っていきましょう!

Yuko:ありがとうございます…。みおさんがいてくれて、本当に心強いです。厳しいご意見も、もっと良いものを期待されていると思って、真摯に受け止めていきます。今年中に販売できたら良いなと思っています!

一同:
こっからだ!頑張るぞー!!!

——熱い!SHElikesのつながりで何か作るのって楽しそうですね!商品が世に出るのが、待ち遠しいです…。

取材を受けてくださり、ありがとうございました!今後のご活躍も応援しています!

取材・文:久保みのり

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