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「これからは、自分が心躍る方へ向かう」日常を言葉でかたどるライター・なりーさんってこんな人!

動画制作:りなち

専門商社やメーカー開発職を経験後、専業主婦からフリーランスライターに転身されたなりーさんをご存知でしょうか。ちょうど今、7期ライターコミュニティのCP(コミュニティプランナー)をされていますよね✍️✨

CPをやってみた感想や、引き込まれるような文章の源泉には何があるのか、一ファンとしてしつこく聞いちゃいました😋ご本人は自分を没個性的と表現されていましたが、なりーさんだからこそ多くの女性に響く文章が書けるのでは?と思いました。

記事を読んでなりーさんをもっと知って、応援しながら一緒に勉強を頑張りましょう〜🙌✨

【ここだけライコミュ?】なりーさんの文章はどう作られているか

抽象的なテーマが、自分ごとに落とし込めて書きやすい

ーー改めて、自己紹介をお願いしてもいいですか?

なりーと申します。専門商社の営業事務とメーカーの商品開発を経験しました。メーカーにうつった後で心の調子が悪くなってしまって、妊娠・退職と同時にSHElikesに入会しました。本格的に活動し始めたのは2022年の4月くらいかな?

今は専業主婦よりのフリーランスライターです。ありがたいことに、ライターコミュニティの7期CPもさせていただいています。息子と過ごす時間がほとんどで、noteを書くことが唯一の趣味になっていますね。

息子さんと過ごす日常が愛しい🫰

ーー育児レポやイベントレポ、エッセイなど、本当にたくさん書かれていますよね。なりーさんのnoteから知識や感動をいただいています。SHElikesのライターコンペで入賞された記事もすごくおもしろくて、いつも何を意識して文章を書かれているのか気になります。

自分の文章がおもしろいかは判断できないですが、抽象的に感じられるお題が多いことが、取り組みやすかった理由かもしれません。自分は没個性的だと思っているので、書ける人が限られる具体的なテーマよりも自分ごとに落とし込める抽象的なテーマの方が筆が進みますね。

コンペで上位入賞されている方の記事では、それぞれの経験が光っていて、その人にしか書けない記事でいつも引き込まれます!私は自分にしか書けない記事にはできてないんじゃないかな・・。

引き込まれるような文章の秘密は、等身大で表現できる言葉選び

ーーこんなおもしろい記事を書いていらっしゃるじゃないですか↓↓↓抽象的なお題だと、ありきたりな記事になっちゃいそうですが、ぐいぐい引き込まれるおもしろさがあると思いました。interestingに加えてfunnyでもあるというか。

え、どうかな。すごい読書家というわけではないですし。東海オンエアさんや霜降り明星さんのYouTubeで、おもしろい人たちのお喋りを聞いているからかもしれません。有益さを押し出しているコンテンツよりも、一個人の日常が拝見できるようなチャンネルが好きですね。

ーーなるほど。言葉やアイデアの源泉が、YouTubeにあるかもしれない・・と✍️コンペ記事とエッセイでは雰囲気が違うように思いますが、エッセイは自分に向けてもしくは似たような境遇の方に向けて書かれていますか?

そうですね。最初は独り言として始めたんですけど、今は、誰かのためになったらいいなって少し欲を出しちゃってます。スポットライトが当たるような生き方をしているわけではないので、同じような状況の方が私の文章を読んで、自分の人生にも意味があるのかもしれないって一緒に思ってくれたらすごく嬉しいですね。

ーー素敵です🥺💐そういったエッセイは、どんなときにどうやって書いてますか。以前、マインドマップを使っている例を出されていましたが・・。

普段のnoteではマインドマップは使ってないです。感情がすごく動いたときに、その経験をどう自分が受け止めたかをスマホにメモしたりnoteに書き留めたりしています。自分が持ってる言葉のなかからしっくりくる言葉を選んで、そのときの気持ちを表現しているといった感じです。

ーーなりーさんの文章が頭にスッと入ってくるのは、気持ちを等身大で表現できるような言葉を丁寧に選ばれているからなんですね。

「これからは、自分が心躍る方へ向かう」書くことで誰かの役に立ちたい

応援してくれる人に出会って、心躍る方へ向かっていいと思えた

ーーちなみに、ライター以外は興味ないですか。今CPをされているので、コミュニティ運営にも興味があるのかと。

今はライター以外は考えてないですね。ただ、CPはすっごく楽しいです。コミュニティを一緒に盛り上げてくれるサポ隊の方たちや、イベントに参加してくれるシーメイトさんで成り立っているので、恵まれた環境だなと思います。書くことがテーマのコミュニティだから積極的にやれている、とも言えます。

周囲のサポートがない環境で、コミュニティ運営ができるかはわかりません。今も、サポ隊さんたちがほとんど回してくれていて、彼女たちに何かをギブして終えられるように頑張らなきゃと思っています。本当に感謝しかありません。

ーー記事がサポ隊の方に届きますように🤲✨自然と人が集まってきて、応援したいって協力してもらえる、それもなりーさんの魅力ですね。前回のひろなさんも、なりーさんがCPだからサポ隊をやろうと思ったって言っていましたよ👍

SHElikesに入会して発信するようになってから、応援してるよって言ってくれる人にたくさん出会えて。それで少しずつ、自分が心躍る方へ向かってもいいんだって思えるようになりました。何かを成し遂げることへのこだわりもなくなって良かったです。以前はお金をたくさん稼いでないと!とか、周りの声に惑わされることが多かったですね。

ジャーナリズムへの憧れから、日常や目の前の人を大事にするように

ーーもともと新聞記者に興味があったけど、就活のときに諦めたってnoteに書いてましたね。ジャーナリズムに憧れていたということですか?

大学生のときに韓国へ留学したのも、ジャーナリズムへの憧れがあったからです。そのまま新聞記者になりたいと思ってインターンシップに参加したときに、周囲のレベルに舌を巻いて諦めちゃいました。かなり高学歴な方や目立つキャラクターの方ばかりで。

ーー確かに、メディア系の就活は人気だし目立つ人が多そうです・・。私の周りだと欧米に留学する方が多かったので、韓国に興味を持った理由が気になります。どんな目的で留学されたんですか。

ホテル・ルワンダって映画を観たことがありますか?私は高校生のときに観たのですが、登場する記者の描写を見て“自分で直接確かめて、臨場感のある情報をそのまま伝えること”に憧れるようになりました。

複雑な日韓関係について自分で直接確かめたかった、それが韓国を留学先に選んだ理由ですかね。母がベビーシッターで韓国人のご家庭と長年付き合いがあったことも大きな理由です。もちろん、ちょうどK-POPが流行り始めたときで、ミーハーな動機もあって火がついた面もあります(笑)

韓国語の勉強✍️

ーーなるほどなるほど。ホテル・ルワンダ、私も観たことがあります。けっこう衝撃的な内容ですよね・・。実際に韓国に留学して、何か気持ちの変化はありましたか。

同じ国でもいろんな考えを持つ方がいるので少し苦しい場面もありました。それでも、結局は目の前にいる個人との関係がすごく大事だと思えるようになりました。韓国人の友人が、一人の人間として自分に向き合って私との関係を楽しんでくれていた、それだけで十分だと思いました。国籍とかスペックとか肩書きとか、そういったものを一切抜きにして向き合ってくれる人がいることにすごく救われました。

韓国を「自分で直接確かめたかった」

ーー素敵なエピソードですね。日常を大事にする今のお姿に通ずるものがあります。

今の夢は、一緒に勉強してくれる人や自分に自信のない人へ文章を届けること

ーーいったんジャーナリズムを諦めて、書いて伝えるお仕事がしたい!と戻ってくるまでどんな変化がありましたか。

今は黒歴史とまでは思ってないんですけど、自分が活躍できると思って新卒で選んだ会社で周囲の期待に応えられなくて挫折を味わいました。自分ができない人間なんだって自覚する日々でしたね。

自分にとってすごく大きな衝撃だったのは、今一緒にいる息子の前に一人妊娠していたんですが、その子を生きて産んであげる選択をしてあげられなかったことです。そのことにずっと悩んでいました。節々で、生きていたらどうだったのか考えてしまって。当時、早く日常に戻らなきゃとかパートナーに心配をかけたくないとか、いっぱいいっぱいになって心が折れてしまいました。

結果的には、周囲の期待を裏切りたくないと思う性格でなんとか持ちこたえられました。パートナーに迷惑をかけちゃうって。そこで自分の気持ちを整理する時間が取れて良かったです。まだ全然乗り越えられてないんですけど、それでもいいって思えるようになりました。

ーー辛い気持ちを思い出させてしまって、ごめんなさい。そういった経験をされたなりーさんだからこそ、人に寄り添える文章が書けるのかもしれませんね。SHElikesやnoteと出会って、前を向けたということでしょうか。SHEアワードに出されたエントリーシートを読んですごく感動しました。

ありがとうございます。SHElikesに入会してnoteを始めたときは、自分が心から楽しいと思えることを何か見つけたいって気持ちがあったのかもしれません。波風立たない穏やかな場所で過ごす時期だと思っていました。

noteを読み返すと、自分が生きた意味が蓄積されているような気がしてすごく安心できます。今は発信することが楽しいです。私の文章に共感してくれる人や沈んだ気持ちを消化できる人が、いたらいいなと思います。形はわかりませんが、そういったことを目標に多くの人に文章を届ける夢がありますね。

ーーなりーさんの文章や伝えるストーリーに救われる方はたくさんいるのではないでしょうか。お話しできて、本当に良かったです。

ただのファンですが、なりーさんのことをこれからもずっと応援しています。取材を受けてくださり、ありがとうございました🙇‍♀️


取材・文:久保みのり - kubomi


なりーさんはTwitterやnoteで発信されています!7期のライコミュもあと少しですね・・寂しい😭この機会にフォロー・リプライ・いいねしてみましょう🫶

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理由は、私もりなちも練習からお仕事フェーズに移行することになったからです。終わりが見えてきてとても辛いのですが、発信はまだ続きますので何卒よろしくお願いいたします!!!

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久保みのり
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