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参道めし(プロローグ)

2023年2月に「東京23区 ご利益!参道めし」(WAVE出版)というコミックエッセイが発売されました。

旅先では記念に神社やお寺にお参りする、おみくじを引くのが好き、パワースポットという言葉に弱い……、でも、詳しい由来やしきたりはちんぷんかんぷん。

そんな社寺ビギナーさんに向けて神社やお寺にゆかりのある「食」を目的にした社寺巡りをご提案します!

23区をぐるぐる巡って、食べて満たされたら参拝して……、ゆるく楽しくご利益ゲットしましょう。

一度に1区~3区を社寺ビギナーの2人が巡るドタバタ旅を繰り広げます。読めば、一緒に巡った気分になったり、社寺参詣の敷居がほんの少し低くなったりしているでしょう。

出版社による本の紹介

この本の内容はWEBでの連載などがないのでご覧いただく機会があまりなかったと思いますので、出版社様の許可を得て2話までnoteやTwitterなどで公開させていただきます。
まずはこの本のコンセプトなどをご紹介するプロローグからご覧ください。


【制作小話】
この企画を頂いたときに、私はなんとなく気持ちが落ちている時があって近くにある大きな神社によく立ち寄っていました。
なんの神様がいるのか、どんな由来で建てられた場所なのか?
何も知識はありませんでしたが、心がほっと落ち着く感覚だけはありました。なぜ落ち着く感覚があるのでしょう。なぜ人は社寺に行くと頭を垂れて謙虚な気持ちになるのでしょう…。そもそもどなたに対して祈っていたのでしょう…。恥ずかしながら何も知らなかったことに改めて気づきました。
そんな気持ちが打ち合わせをしている時に湧き上がってきました。
描いていくときにはただ美味しい、楽しいだけではなくそれぞれの社寺について自分なりに学んだことをお伝えしたい、そんな決意を抱いだことを思い出します。

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