「旅するカラフルライター」の誕生まで
私は、SNSが苦手です。
Instagramはアカウントは保有しているものの、フィード投稿は0。Twitterも随分前に開設したものの、呟きを始めたのはここ1年半。1ヶ月に数回ペースの呟きでした。
ただ、直近の3ヵ月は、割とコンスタントにTwitterで発信をしています。
なぜか。
クリエイターにとって、SNSは住所だから。もちろんライターも、クリエイターです。
会社員は、会社という住所があります。ただ、フリーランスやクリエイターは、自分を広く知ってもらうためにSNSは必須科目。
苦手だったSNSを続けてみた、感想・成果をまとめてみました。
自分のお店をもつ意識
「SNSは、自分のお店である。専門店なのか雑貨店なのかを考えよう。」
写真家:古性のちさんのSNS講義で知った、この考え方。
それまで私は、ペルソナの設定をどうすればいいのか、いいねが少なかったらどうしよう、呟きすぎて変な人と思われたらどうしよう・・など、起きてもいない問題を気にして難しく考え、あまり発信できない状態でした。
「お店か。一旦私は、雑貨店として好きなものを詰め込んでみよう!」
私は、旅が好き。カラフルな服やネイルが好き。現代アートが好き。建築・インテリアも好きだし、可愛い雑貨も好き。
SNSは、初期投資なしで気軽に始められる自分のお店。ショップオーナーになったと思ったら、ふと肩の荷がおりたのです。
ペルソナ設定や戦略ももちろん大事、でもその前に、本人が楽しむことがもっと大切。
この頃から私は、イイねの数を必要以上に気にしなくなりました。
むしろ、売れなかったもの(イイねの数やインプレッションが少ない投稿)は、なぜ売れ残ったのかの観点で、楽しく分析できるように。
自分のお店に好きなものを並べ、そこに自分の言葉を加える。書くことや言葉が好きな私にとって、Twitterは「好きがつまった住所」になりえる!と認識し始めたのです。
自分らしさに出会う
最初は、訪れたことのある、インテリアが素敵なホテル情報を中心に投稿。箇条書きでbotかのように。その方が、世の中には需要があるのではと思っていました。
ただ、色々なホテルを紹介している中で、伸びが悪くなりモヤモヤし始めました。そんな中、旅先でお気に入りのワンピースを着ている写真を、何気なく投稿。
「くぼちゃんっぽい!!!!」
こちらの周りからの評判が、とても良かったのです。
私の服がカラフルなのは、私にとっては当たり前のこと。
普段も、カラクロというアプリを使用し、自分の服は色分けして管理しています。持ってない色は、ほぼありません。
ピンクに赤に黄色に緑に青に、原色もあればパステルカラーもある。
これは今に始まったことではなく、思えば中学生の頃からずっとカラフル。テンションが上がって毎日ご機嫌に過ごせる、私の重要な要素です。
自分の当たり前は、人にとっては当たり前ではないことに、改めて気付きました。
SNSのアカウントは数限りなくあります。似たようなアカウントも無数に存在します。Twitterでは、有益な情報ももちろん大切。けれども、自分らしさ・オリジナリティもとても大切。
こうして「旅するカラフルライター」が誕生しました。(大袈裟)
「旅するカラフルライター」を名乗りだしてから、色々なところで「その名前いいね!」「〇〇はカラフルだから、きっとくぼちゃんが好きな旅先だよ!」など言ってもらえ、「くぼちゃん=カラフル」のブランディングが出来たと思います。
SNS発信が苦手、でもやってみたい方。
ペルソナや分析と難しく考えずに、まずは、「自分のお店には何を置こうかな」とワクワクし、「自分らしさ」を自己分析したり、周りに聞いてみてください。自分にとっては何の苦もなくできることが、自分のブランディングに繋がったりします。そして、楽しむことが近道!
私もまだまだ発信は足りていないところはありますが、是非フォロー・応援して頂けると嬉しいです!
<Twitterアカウント>
https://twitter.com/kubobobo27
もっと自分らしさを追求しながら、皆さんにも有益な情報を提供し、「好きがたくさん詰まった住所」にしていけたらと思っています。