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常に考えていること。

私は仕事の時間が好きだ。だが、管理部門という立場上、残業は極力しないようにしている。なぜなら、管理部門は売上を稼ぐわけでも利益を生むわけでもない部署だからだ。もちろん組織は管理部門がいてこそ成り立つわけだが、その管理部門が最大限に利益貢献できると言ったら、不必要な経費の削減だ。それはつまり、ノー残業も大いに利益貢献していることとなる。

残業しているという状況は、単にタスクが多い場合を除けば、作業効率が悪いの一言に尽きそうな気がしている。作業効率が悪いというのは、簡略化が出来るのにしていないことがほとんどではないだろうか。工数を減らせるのに減らさないのは怠慢としか言いようがない。

私は常に、工数を減らせないかを考えている。私は怠惰な人間で、面倒くさがりである。やり方は違えど同じ結果が得られる、もしくはそれと同等レベルの結果に落ち着くのであれば、迷わず時間が短い方、工数が少ない方を選ぶ。触る箇所が増えれば、当然ミスも増える。なるべくその回数を減らしたいという思考だ。

圧倒的にこれまでと差をつける仕事効率化は、その作業そのものを無くすことだ。これが出来るチームは強いのではないかと思う。意思決定、決断力がこれまで以上に重要になってきている時代。そのチームであれば、どのような変化にでも対応出来る。これまでに増して、「やらない」ことの重要性は増しているのではないだろうか。やらないことは、これまでを否定することから始まる。無駄だったと認める必要がある。そして他のやり方があることを知らなかった己の無知を知る。痛い思いばかりだ。

学ぶことを辞めなければ、いつかきっとその学びの点と点が結びつく。今はとにかく手を打ち、たくさんの結果を得る。1日1つ、知らなかったことを知るようにする。たったそれだけで、見える世界がまた変わるのだと思う。

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