居場所を求めて
ここは私の居場所だ。
ここは僕の居場所だ。
ひとそれぞれ、
それぞれの居場所がある。
止まっているもの
動いているもの
命があるもの
何者にでも表すことが難しいもの
たくさんの対象の中から選ばれる。
選ばれたものたちは、
その選んでくれたものから
「居場所」というあたたかさを知る。
見つけたあたたかい居場所には、
「心地よい居場所」として
自分の心に残るだろう。
そしてまた、
自分を選んでくれたものに
伝えていく。
トン、トン、トン、
居場所をもとめて、
今日も誰かが訪れてきた。
「いらっしゃい、こんにちは。」