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【暇人日記】非公式ミッケを作ってみよう
クリスマスに本気のミッケに取り組んでからというもの、
家にあるガラクタたちがとても輝いて見えるようになった。
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わたしはガチャガチャが大好きで、
使い道がないとわかっていても、どうしてもやりたくなってしまう。
これまで、ボンタンアメの指輪や、シルバニアファミリーシリーズのミニチュア、夏祭りでよく見かける飴細工の置き物、消臭剤のキーホルダーなど、
絶対に使わないものたちをガチャガチャで集めては、せっせと家に持ち帰っていた。
おもちゃの指輪などはもちろんもう大人であるのでつけることなどないが、
一応使えそうなキーホルダーでさえほぼ使わない。
小学生の頃であれば、筆箱につけてそれとなく控えめに自慢をして楽しめたが、
大人になってから持ち物にキーホルダーをつけるという発想がなくなってしまった。
元旦からとても暇であるので、今日はミッケをやってから輝いて見えるようになったガラクタたちを使って、
非公式ミッケを作ってみた。
最初はおしゃれ〜を意識して、丁寧に並べていたのだが、
スカスカすぎて、なんだか寂しいミッケになりそうだったので、
作戦変更で、位置や構図など気にせず両腕で「がががっ」とガラクタたちを押し寄せる。
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もはや自分でもどこに何があるか把握できていない。
計画当初は、おもちゃのお金を使って、
「10円玉は3枚あるよ。」
とか
「千円札は4枚も。」
とかやりたかったのだけど、
10円玉を何枚置いたか覚えていないし、
仮に10円玉の枚数を覚えていたとしても「がががっ」と押し寄せてしまったから置いた10円玉が全て見えているとはかぎらない。
仕方がないので、写真から見えているものだけで、文章を作成、もう完成ということにする。
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がさつな性格が滲み出る、低クオリティーミッケが完成した。
「非公式ミッケを作りたい!」と思った当初のキラキラした気持ちは、どこへやら…
アイデアを思いついた時は、「練って凝って、本物のミッケに限りなく寄せていくぞ」と意気込んでいたのに、
がががっと押し寄せたあたりからミッケ制作の難しさをひしひしと感じ、
文字を入力しているあたりでは、文字サイズがなかなか揃わないことにイライラしていた。
ミッケ制作陣の方々、やはりすごい…
どこに何を置くか、何を見つけてもらうか、どんな言葉を使うか、世界観まで考えて考えて考え抜いて、
制作されているのだろう。
ミッケをやっていてもそのことが実感できたが、自分で作ってみて、
より一層そのことが感じられた。
やっぱりミッケは自分で作るより、
プロの方々がつくったものを本気で遊ぶ方が楽しいみたいだ。