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くどうれいん『虎のたましい人魚の涙』を読んで
こんにちは。
最近、くどうれいんさんのエッセイを読むのにはまっています。はまったきっかけは、れいんさんの価値観が私と似ているから。読み進めてみると私の心のうちを綴っているようで、言語化するとこんな感じなんだと思う一方で、恥ずかしさで赤面してしまうことも。母も、「おひかみたいな人ね~。」というほど(恐れ多い笑)。
先日、『虎のたましい人魚の涙』というエッセイを読み終えました。その本の中で最も共感したのは、「自由な犬」という話。
道端で出会った犬の例を三つ挙げ、れいんさんが
「『自由』のことが時々こわい。だれかに決められて、言われるがまま過ごして、不満があればだれかのせいにして暮らしていけたらどれだけ楽だろうと思っている。」
と述べている。
私もタスクに追われているとき自由になりたいと願う。しかしいざ自由になると、不安にかられる。こんなに自由でいいのか、願った自由であるはずにも関わらず、気持ちがもやもやし始める。
結果、私は手帳のスケジュールが埋まっている方が安心するのだ。
私はまだまだ子どもなようで、過去と現実しか考えることができない。
れいんさんは自分のことを見つめ、自由と不安の捉え方を知っていると私は思う。
今の私が頑張らなければならないことは、自分を安心させられる武器を見つ出すこと。
れいんさんのエッセイを読んで学ぶことは多くあるので、日常生活に取り入れていきたいです。
本日も読んで下さりありがとうございます。
おひか