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研修講座「ICTと情報モラル」

9月9日、上川教育研修センター主催の研修に参加しました。備忘録として、どのような内容だったのかをまとめます。

午前:小学校3年生の授業参観

3時間構成の題材で、小学校で明日から始まる「iPadの持ち帰り」へ向けて、特活の時間で家庭での端末の使い方の不安を取り除き、より良い使い方を考えます。目標を設定して、後日振り返りを行い改善する流れです。

本時は、前時に確認している「児童それぞれの不安なところ」について、それぞれのグループで動画を見て、どのように行動すべきかについて意見を出し合い、まとめていく授業展開でした。

【見てて感じたこと】
・小学校3年生のタイピング力→画面に出てくる50音表から入力する方法でタイピングを行なっていた。
・ログイン(SSO)は全く問題なく行なっていた。
・オクリンクプラスを使っていた。3年生でも使える簡単設計でできていることがわかった。中学校はなぜ使えないのだ…(Google 使えってことかな)
・使える動画がないかは、まず NHK for School の動画から探すべき。
・情報モラルは、「折を見た指導」「継続的な指導」の両面が大切。

午後:研修センターで講義

・「読み書きそろばんICT」の意識
・デジタルシティズンシップ→デジタル機器やインターネットなしには生活が成り立たない時代において、デジタルを積極的に使って社会に参画する力のこと
・情報モラル→情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度

この2つ、違いがわかりにくいのでわかりやすいものを出してみると、

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kokoro/shido/ketai/documents/vol50.pdf

こんなに違いがあることがわかりました。より、実生活で使えるようになっていくのはデジタル・シティズンシップ教育だと考えられますが、どのようにすれば良いのか。それをもう少し考えていきたいと思います。

また素敵な出会いと縁を作ることができた会でした。ありがとうございました。

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