野菜不足解消やダイエットにも!魚介のマリネ『セビーチェ』
こんにちは。
吉祥寺セラピストスクール スタッフのmomiです。
美容や健康を内側から叶えてくれるのに、とっても簡単!
いつもの食材で作れるのに、薬膳の知恵を取り入れて。
momi’s kitchenでは、そんないいとこどりのレシピを“動画”にして、分かりやすくお伝えしています。
秋のはじまりとはいえ、残暑を感じる毎日が続きますね。
セビーチェはペルーやメキシコなど中南米の国での名物料理で、同じ言語圏のスペインのレストランやバルでもよく食べられる魚介のマリネ。柑橘の香りが爽やかで、暑い日にもさっぱり食べることができ、おもてなしにもぴったりです。
ノンオイルながら魚介の旨味で野菜も美味しくたくさん食べられるので、ダイエットしたいときにもおすすめです。
今回使用する主な材料をご紹介します。
たこ
血行促進、肝機能強化に良いとされる食材。血糖値の調節(上がった血糖値を下げるなどホメオスタシスの働き)に役立ち、胆汁の分泌を促進して肝臓の働きを助ける「タウリン」が豊富に含まれている。
血を養い、気を補う効能や肌を活性化する効能が期待できる。
(注意点) 胃の調子が鈍っているときに食べると、消化しきれずにもたれることがある。
サーモン
強力な抗酸化作用があるアスタキサンチンの他、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)、ビタミンB群などの栄養素を含む。
アスタキサンチンには、高血糖予防効果やミトコンドリアの機能を改善する効果があることがわかっている。脂肪肝を防ぐ食べ物としてもあげられる。
ほたて
脂質や糖の代謝に関与する必須(微量)ミネラルであるクロムを多く含む。マグネシウム、鉄、銅などのミネラルやビタミンB群も豊富。タウリン豊富で視力回復にも役立つと言われる。
胃の機能の不調和を改善し、お腹の調子を整える効能がある。食欲不振や消化不良などの症状改善にも期待される食材。
(注意点)
一緒に食べるものによってクロムの吸収率が変化。フィチン酸やシュウ酸を含む食材(ほうれん草、いんげん、とうもろこしなど)と一緒に摂ると、吸収率が下がるのでNG。ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まるのでピーマン、キャベツ、ブロッコリーなどはOK。
パクチー
消化不良を改善し、気の巡りを正常にする。発汗を促し、体表の邪気を発散させるなどの効能がある。抗酸化作用があるβカロテンが豊富。
青唐辛子
南米やインドなど暑い地域で好まれる。血行促進により体を温め、体内にこもった熱を発散する。胃腸を温めて消化を促進するので、高い湿度と暑さにより体調を崩しがちな日本人の夏バテ防止にも最適。
セロリ
独特の香り成分が頭痛やイライラを解消し、精神安定に効果を発揮するとされる香味野菜。
肝機能を正常化し、身体にこもった余分な熱を冷ましたり、余分な水分の排出を促す効能が期待できる。
消化促進作用もあり、吐き気や胸やけなどの解消にも効果的と言われる。
(注意点)
体をやや冷やす涼性の野菜なので、にんにくや生姜など温熱性の薬味と一緒に食べるとよい。慢性の下痢の人は控えめに。
セビーチェ
(南米発祥の魚介のマリネ)
調理時間: 25分
分量: 2~3人分
レシピ動画
次回は、米粉のぶどうパンのレシピ動画をご紹介する予定です!
実りの秋に、レーズンたっぷりの米粉パンはいかがでしょう。
グルテンフリーのパン生地にレーズンの甘みがよく合います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
夏のおつかれが出ませんよう、くれぐれもご自愛くださいね。