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ストレスの1番の原因
最近、ストレスを抱えているな〜と感じることが多いです。ストレスを抱えると、朝起きられなくなったり、家事をやる気がなくなったりして、生活に支障が出てきます。
ストレスの原因は、仕事の1月目標が未達になりそうだとか、論文の提出期限が近いとか、いろいろ思い当たります。でも、この「いろいろ」というのが、実は1番のストレス源かもしれません。
難しい問題 = ストレスではない
ストレスを感じるのは、難しい問題に直面した時です。しかし、難しい問題 = ストレスではありません。例えば、ゲームで強大なボスと戦うとき、難しい問題に立ち向かっていますが、多分ストレスは感じないでしょう。
なぜなら、やるべき事が明確だからです。問題を解決する道筋が見えているなら、解決が面倒だと感じることはあっても、ストレスだと感じることはありません。
一方で、解決の道筋が見えないとき、難問はストレスを生み出します。再来週が論文の締め切りだけど、どうやったら短期間で論文を書けるか分からない。そんな時、僕はストレスを感じます。
悩まずに考える
ストレスの原因を分析すると、ストレスへの処方箋が見つかります。問題を解決する道筋が見えないことがストレスの原因なら、問題を小さな問題に分解して考えたら良いです。
論文の例だと、論文を書くのに必要な作業を洗い出して、各作業の所要時間を予想して、、、など、より見通しの良い小さな問題に置き換えることができます。
大きな問題を前にして、あれこれ悩んでいても、何も解決しません。まずは、問題を小さく分解して、一歩ずつ進んでいきましょう。
スムーズに前に進めるようになったら、ストレスはかなり軽減しているはずです。
次々と問題が降りかかる
一つの大問題に悩んでいるときは、小さく分解する方法で、ストレスの発生を抑える事ができます。
しかし、仕事の目標やら、論文の締切やら、家庭環境の変化やら、大量の問題が次々に湧き出てくる状況だと、分解戦略は通じなくなります。
一つの問題に腰を据えて取り組む時間がないからです。もしくは、取り組もうと思う前に、心が折れてしまうからです。
優先度と覚悟を決めて一つずつ
多くの問題で圧倒される状況では、優先度決めがめちゃくちゃ大事になります。
全ての問題に丁寧に対応しようとすると、心と頭がパンクしてしまいます。人間はマルチタスクが苦手です。一つ一つは簡単なことでも、同時にやろうとすると、難易度は跳ね上がります。
だから、山積みの問題に対して、対応の優先度を決めます。そして、優先度の高い問題から、小さく分解する作業を始めます。
このとき大切なのが、優先度を低く設定した問題については考えないことです。問題を放置することへの不安から、優先度が高い問題について考えている時に、優先度が低い問題まで頭の隅に浮き上がってくることが頻繁にあると思います。
そんな時は、優先度の低い問題は覚悟を持って切り捨てることが必要です。後でしっぺ返しを喰らうかもしれません。それでも、優先度を決めたときの自分を信じて、断固として切り捨てます。
自分のキャパを超えないように
問題の分解や優先度付けは、一度に考える問題のサイズを小さくする作業でした。自分のキャパを超えないように、考える対象を上手くコントロールできると、ストレスを減らしていける気がします。
今この瞬間に解決できる問題は小さくても、長期的には、とても大きな成果を上げられるはずです。