孤独な同士諸君よ
死にたくて、死ねなくて苦しかった夜
学校に行けなくて外の明るさに絶望した朝
孤独で押しつぶされる自分を必死に守るためにヘラヘラしていた昼間
何も出来ずただ惰眠を貪っていた夕方
私が私を守るためにたどり着いた思考が時折、私がひねくれていることの証明になる瞬間がある。
何よりも痛くて涙が出そうになる。
あの時の自分を肯定できるほど強くない自分がこんなに強がった生き方をしている。
私に私が分からない、けれど私にしか私のことは分からない、分かるわけない、分かって欲しくない。
人には人の地獄があって、苦しみがあって、安らぎがある。
私は地獄に飲まれてしまいそうな時に、私の地獄をよく覗く、苦しみから解放されたくて、今の私は幸せだと思いたくて、
誰からも嫌われたくなくて頑張っていたのに、誰にも好かれなくて苦しかったときがあった。
誰かに必要とされたくて、愛されたくて、1番だと言われたくて必死だった。
けれど取り繕った私のことを好いてくれるひとは、本当の私を愛してくれないって決めつけていたから、誰を信じればいいのか分からない苦しみから解放されたくて、誰か私なんかいらないんだって刺し殺してくれって願っていた。
死にたくて消えたくて、もう目が覚めませんようにってそれだけを願って泣きながら眠りについたことがあるひとたちへ
社会は理解してくれないし、優しくしてもくれない。
メンタルクリニックは予約が取れない、
こころの電話の人だって酷いことを言う。
SNSに助けを求めても嘘だと言われるし、
綺麗事に洗脳された人がくれる言葉は響かない。
お薬も通院費も君の楽しみを奪うんだ、悔しい。
けれど、君がいてくれるからこの世界が全員敵だなんて思わなくて済む。
自己中だし、自分勝手だ。
背負いきれない苦しさをどうにか自分だけの地獄として抱えている僕は、背負いきれない悲しみの重さに押しつぶされないように生きている君を敵だなんて思えないから、だから僕は、まだ世界に絶望できないし、君を残しては消えない。
君の杖にはなれないし、その悲しみを軽くすることもきっとできないけれど、ただ隣で君が孤独を感じないように手を繋いでいたい
だからきみも、ぼくが僕の地獄を僕だけで抱きしめられるように背中をさすっていて欲しい。
誰にも自分を否定されたくなかった僕が、僕を否定するために愛を乞う。