自分の複雑な感情や思考を言語化するための場所

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日常が壊れぬように

体調を崩して病院に行ってお薬をもらって、「朝昼晩食後に飲んでくださいね。」って言われたとき、あ今日から何日間かちゃんと朝に起きてご飯を食べる生活をしないといけないのか、って健康の押し売りをされてるような気分になる。 きっと私は一般的に朝と定義されている時間には起きれないし、おおよそごはんと呼んでいいか怪しいものを1食とカウントして薬を流し込む。 これが私が出来る一番の健康的な生活ですって顔をしてる。 突然寒くなってダウンジャケットを出した、これ彼とお揃いでクリスマスにあげ

    • あのね

      大好きな恋人と、連絡を取るのを辞めた。 当たり前だったおはようもおやすみも、今日はどこに行ったとか、そういう連絡も全部辞めた。 別れようなんて思ってない、けど、最近の私は彼に近づきすぎてしまっていた気がする。 昔は、朝起きた時に思い出す存在でありたくて、おはようって言っていたはずで、寝る前に今日も彼がぐっすり寝れたらいいなって気持ちで、おやすみを伝えていたはずなのに、別に返信がなくたって良かったはずなのに、いつの間にか当たり前になってしまった。あれば➕だったものが、無ければ➖

      • 僕がいつか

        死にたかった中学三年生の頃 あの時は必死に生きていた。 毎日何かに追われていた、模試のスケジュールに脅えながらシャーペンを握っていた、塾で配られる課題が終わらないと嘆きながら丸つけをしていた、いつもは仲良いみんながクラス分けテストの日はピリピリしていて苦手だった。 手が届くわけ無い人間に本気で恋をしていた、毎日必死で、毎日何かを追いかけなきゃいけなかった。 みんなみたいに夢が見つからなくて、大学に行きたいかと言われてもそうじゃなくて、全て辞めてしまいたくて、高校受験は適当

        • きもちわるい

          昨今、ルッキズムに飲み込まれてしまう人が増えすぎているのでは無いだろうか。 かくいう私も、その1人だ。 これから書く文章は、きっと誰かを傷つけてしまう。きっとこんなものは書くべきではない。 だから、貴方にもこんな文章は読んで欲しくない。 可愛いもかっこいいも人それぞれ!多様性を認めよう!みたいな綺麗事をSNSでよく目にする。 (まあ綺麗事だと思う時点で私は終わっている。) そんなの嘘だろうと思う、最近売れてるアイドルの顔はだいたい構造が同じだ。目が大きくて二重で、鼻が小

          雨の日、嫌われがちだが私はそうでも無い。 確かに、楽しみにしていた日に雨が降って100パーセント楽しめるはずだったものが60パーセントになってしまったときとか、なんで雨降るんだよ〜とどうしようもなくやるせなくなったりする。 だけれど、私はそれ以上に雨に救われたのだ。 私はどうしようもなく悲しい時に降る雨が好きだ。 世界が自分のために泣いてくれているような気がする。お前は悲しんでいいんだと、自分よりでかい何かに肯定されているような、そんな気持ちになれる。もちろん、すごくめで

          希う

          タイトルは、「こいねがう」と読みます。 強く願う、切に望む。そんな意味です。 この言葉を知った時、日本語は良いなと思ったのです。希望を持って祈っている感じがして、素敵だから。 2024年9月23日、今日は素晴らしい天気だった。 天気のことを話すのは、話題が見つからないからなんてよく言うけれど、今日はみんな涼しくなったね、秋の始まりだね。ばかり言っていた。   私は朝と昼の真ん中の時間に外を出た。先週までは暑くて自分に纏わりつく空気を剥がすためにペダルを漕いでも、その空気の

          温い手のひらの君が握る僕の心が形を崩して丸くなる

          僕が固く心を閉ざして誰のことも嫌いだったときに、ずっと傍に見放さずにいてくれて、手を繋いで眠ってくれた人を思ってかいたことばです。

          温い手のひらの君が握る僕の心が形を崩して丸くなる

          惚気

          優しい笑顔で僕を見つめてくる時の顔が好きだ、愛が滲み出て僕を包み込んでくれる感じがする、彼からの愛はいつも暖かい。 めんどくさい事を言っても可愛いねってニコニコしている所が好きだ、僕は貴方の彼氏だから受け止めるのも僕の仕事でしょうと笑ってくれたときにこの人のことなら信じられると思った。 眠いときは決まって甘えてくる所が好きだ、頭を撫でたり膝枕してあげると幸せそうな顔をしていて、僕だけが見られるものなんだと思うと嬉しくなる。 僕のわがままをきいてくれるところが好きだ、お姫様みた

          ふと、

          当たり前に幸せな恋人との日々にたまにとてつもなく不安な気持ちが芽を出してくる。 君に愛されなくなる未来よりもよっぽど、君を愛せなくなる未来が怖い。 愛すのも愛されるのも下手な僕は、間違いばかりを選んできた。愛されたくて好きでもない人に思わせぶりなことをしたり、愛したくて僕の理想を押し付けたり、自己愛が空回りして他者を愛せなかった。 僕が彼を愛せたのは手が届かないと思っていたからかもしれないし、顔が好みだからって単純な理由かもしれない。どれだけ好きでも愛されない自分に納得し

          ふと、

          愛されたくて愛せなかった

          ブラインドから差し込む太陽の光が姿見に反射して朝を知らせるみたいに、誰のものか気づけない光がある。 君から届く言葉の節々に過去の人の影を感じて苦しくなる僕は愚かかもしれない。 彼はきっと恋人の愛し方を、気持ちの伝え方を、思い出して入力しているだけだから。 使い古された愛情表現なんて、ご機嫌取りの為の愛情表現なんて、いらないと拒絶した僕は幼い。 不幸せでない幸せには気づけないように、君が隣にいなくならなければ必要だと分からない。 愛すのが下手くそでごめんとよく言っていた君の

          愛されたくて愛せなかった

          恋文

          まあよくいえば''特性''とやらのおかげでいつも頭の中は雑音と思考と不安で埋め尽くされていて、静かになってくれなくて、もう18年生きているのだから少しは慣れたけれど、それでも生きづらさを感じてしまう。 自分が救われて欲しくて、どうしようもなくやるせなくなったりする。 たまに自分の今までの嫌な記憶と言われた言葉とがフラッシュバックして、息が出来なくて蹲ってしまうときがある。 1人で耐えて生きてきた、誰からも理解されなかったし、簡単に分かるなんて言われたくなかった。 スマ

          少女から成人へ

          なあ孤独な同士諸君よ 私の人生を覗いて同情でもしてくれないか ・ ・ ・ 14歳、自分のことが可愛くて仕方なかった 私はこの世界で特別だと思っていた。 ミュージックビデオに出てくる海辺に佇むセーラー服の少女みたいに、自分の命も儚くて、誰かに必要とされるものでありたかった。 画面の向こうにいる憧れの存在に手が届くかもなんて妄想して、鞄に詩集をつめてお気に入りのカーディガンを羽織った私は、私の世界の唯一無二のヒロインだった。 ・ ・ ・ 15歳、あんまり私って

          少女から成人へ

          孤独な同士諸君よ

          死にたくて、死ねなくて苦しかった夜 学校に行けなくて外の明るさに絶望した朝 孤独で押しつぶされる自分を必死に守るためにヘラヘラしていた昼間 何も出来ずただ惰眠を貪っていた夕方 私が私を守るためにたどり着いた思考が時折、私がひねくれていることの証明になる瞬間がある。 何よりも痛くて涙が出そうになる。 あの時の自分を肯定できるほど強くない自分がこんなに強がった生き方をしている。 私に私が分からない、けれど私にしか私のことは分からない、分かるわけない、分かって欲しくない。

          孤独な同士諸君よ