おいしいの定義_2025
今日はとても魅力的な方々の【おいしい】の定義を聞かせていただいたので、久しぶりに再定義。
もちろん千差万別の中の一つでしかありません。
まずは今までと変わらない定義。
【おいしい】とは結果である。
また、様々なおいしいがある中で、【今までで一番おいしい】とか【昔の方がおいしかった】という比較があるのは、そこに必ず比較されるベく点数のような数値が必ず存在する。
※点数の高い低いが良し悪しではないということも言語化したいけど、まだ難しい。評価者も人間であり歳をとり価値観や味覚など、あらゆるコトが変わり続けているというのは大きなポイント。
今回の気づきは、点数の評価項目が無数にあるということ。
一般的には【味のバランス】や【見た目】などが挙げられるが、
さらに【空間】や【作り手や生産者の想い】、【ストーリー性】、
【健康状態】、【シチュエーション】、【積み上げてきた経験】、
【積み上げてきた知識、情報量】など。
さらに評価項目の数やウエイトは人によって様々ということ。
味覚的なおいしさに重きを置いている人もいれば、シチュエーションによっておいしさを感じやすい人(例えば仕事終わりのビールや寒い日のたい焼きなど)もいる。
作り手側は自分の得意や好きを活かして、この評価項目の点数をさらに上げられるように追求し続けている。
※点数を上げる=よりおいしくしていく
面白かったのが作り手によって、自分の中の評価項目の点数を上げようと努力する人もいれば、自分じゃない誰かの評価項目の点数を上げようと努力している人もいる。
改めて【おいしい】は時には探求し続ける結果であり、時に変わらないで在りたい結果であると定義する。
今日お会いした方々は食を通して誰かに喜びや感動を届けている達で、
短時間だったので、皆様多くは語らなかったが目や言葉から、今までの努力や情熱がひしひしと伝わってきました。
刺激的で、とても良い時間でした!