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フィクションとノンフィクションの狭間で

6/19-21に開催する舞台「演劇の街をつくった男」の稽古をしています。写真でもソーシャルディスタンスを意識して。

今朝、ようやく台本が最後までいきまして、一段落ついています。台本がないと音響、照明、映像スタッフとの打ち合わせができないので、とりあえず全体が前に進むことになってホッとしています。

本公演のフライヤーです。
この「演劇の街をつくった男」は、本多一夫さんがその昔、新東宝ニューフェイスになり俳優デビューした後、下北沢にバーやレストランなど50店舗を展開する実業家になり、さらにその経営を全て手放して、本多劇場をはじめとする8つの劇場を運営するまで、を描いた原作を元にしています。とくお組にも多数参加してくれたプロデューサーの林くんによる提案です。

原作があるとはいえ、僕自身がその時代に演劇人として生きていないため、本に描かれていることだけを集めても物語にするには難しく、フィクションをベースに作ることにしました。架空の女の子(現代の演劇人)を主人公にして、若い頃の本多一夫と共に、劇場を作っていく姿を追っていくという方法です。フィクションとノンフィクションが混ざると、本当っぽいエピソードが嘘っぽく、嘘っぽいエピソードが本当っぽく見えたりするので、色々と調整したり試行錯誤しながら作っています。

今回は新型コロナウイルス感染予防のため、各処の指導やガイドラインに従ってチケットを販売しています。前売券のみとなっていて、予約をこちらで受け付けております。代金は当日受付にての精算となり、チケットの発券や事前決済はございません。

また、同時に公演のライブ配信を予定しております。私としてもライブ配信は初の試みで、ぴあライブストリームで配信する予定です。
演劇が一体、生配信にどれぐらいフィットするものなのか、戦えるのか、戦えないのか、色々と試しながら学びを得ようと思っています。ライブ配信はチケット代が2000円となりますが、チケット発売の詳細は15日以降となります。また期日が近づいたら、告知させてください。

昔、ヨーロッパ企画に投稿していたゲームムービーを10年ぶりぐらいにやってみましたが、懐かしかったので貼り付けておきます。途中、選択肢が現れるので画面をクリック(タッチ)しながら遊んでみてください。flashを拒否されている場合はInternet Explorerなど、セキュリティ緩やかなブラウザで試してみていただけると。

「暗殺指令X」

「エキサイト原付バイク」


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