最近の記事

病院統計システムを作成する

病院で勤めていた際に、病院統計をエクセルで作成していた。 病院というものは、標榜診療科も変われば、病棟の機能が病床単位で変更になったりもする。そうなると、エクセル作成当初には想定されていなかった変更が入り、スパゲッティコードの如くシートを跨ぐ計算式が絡まったエクセルが出来上がっている。 今のコロナの状況を見れば、統計システムはパニックを引き起こしているかと思う。そんな最中にあのエクセルを触る必要がないことを幸せに思う。 私はその統計システムを何度も作り直そうと思ったのだ

    • CubePDF Utilityで一時ファイルの作成をローカルのテンポラリフォルダにする

      先のNoteに書いたとおり、CubePDF Utilityで一時ファイルが保存先と同じフォルダに出力されるのが不便なので、ローカルのテンポラリフォルダに出力するように変更する。 CubePDF Utilityのソースコードのダウンロードと、プログラミング環境の準備はCubePDFと同じ。 https://note.com/ktinote/n/n5ef9690271e1 早速、一時ファイルを作成しているこコードを探すが、正しいやり方がわからないので、CubePDF Uti

      • CubePDF Utilityで不便なこと

        今までCubePDFでダイアログを出さずにPDFを連続出力する方法を模索し、カスタマイズしてみたが、CubePDF Utilityにも不便と感じていることがある。 不便に感じながらも使うということは、他に代えがたいほどにそのソフトウェアが便利ということなので、自分でその不便点が解消できるなら解消したい。何より、CubePDF(CubePDF Utility)には、その不便を自分で解消する方法も残されている。 CubePDF Utilityで不便な点というのは、私の職場では

        • CubePDFのメイン画面を非表示にする予定はないとのこと

          Noteを始めてからこの記事まで、ずっとCubePDFのメイン画面(過去の投稿ではダイアログと書いていたけど、メイン画面と呼ぶようだ)を非表示にする方法を探索すべく、プログラミングの学習と合わせて記事を投稿してきた。 そんな最中、2021年2月24日の記事に「CubePDF のメイン画面を非表示にする方法」という記事が公式ブログに投稿された。記事の投稿主は、「株式会社キューブ・ソフト代表取締役の交代について」の記事が公開されたとおり、CubePDF開発会社の代表取締役に就任

          CubePDFのソースコード探訪 自動PDF変換機能を簡易実装

          先日、CubePDFのダイアログを表示させずにPDFに変換する方法として、デスクトップに「SkipUI.txt」ファイルが存在すればダイアログをスキップしてPDFに変換するという処理を書いた。 だがそれでは実質的に使い道は少ないので、実際の仕事で役立ちそうな方法を実装してみた。 内容としては、デスクトップに「SkipUI」ディレクトリがあればダイアログを表示しないという実装。 これだけでは先のファイルの仕様と何も変わらないが、SkipUIフォルダがあれば、その中にファイル

          CubePDFのソースコード探訪 自動PDF変換機能を簡易実装

          CubePDFのソースコード探訪 ダイアログの表示、非表示を設定できるようにカスタマイズ

          前回の記事で、CubePDFに「SkipUI」引数を渡すことでダイアログを表示せずにPDF出力できることがわかった。 だが、印刷時にその引数を渡すことが(私の知識の上では)出来ないので、機能として存在することは検証できても、実際の運用時には使うことが出来ない。 なので、ダイアログの表示、非表示を設定できるようにしてみる。 「設定」というものの、今現在の知識ではUIデザイナを触ることも、それを触った結果のプログラミングも出来ないので、今回は、デスクトップに「SkipUI.

          CubePDFのソースコード探訪 ダイアログの表示、非表示を設定できるようにカスタマイズ

          CubePDFのソースコード探訪 プログラムを修正せずにダイアログ非表示で起動できるか確認

          先の記事で、CubePDFには標準で"SkipUI"引数を渡すことでダイアログを表示せずに起動するオプションが有りそうと書いた。 それが正しいか検証。 まず、以前のソースコードの内容について、私の認識正しいかどうか。 [STAThread] static void Main(string[] raw) { MessageBox.Show("Bootstrap"); try

          CubePDFのソースコード探訪 プログラムを修正せずにダイアログ非表示で起動できるか確認

          CubePDFのソースコード探訪 ダイアログ非表示でPDF出力に成功

          前回、CubePDFのソースコードからダイアログを表示しているプログラムコードを探しだした。次は、そのダイアログを表示しているプログラムコードを呼び出しているコードを探訪する。 いわゆる、main()を探し出したい。 こんな機能はあるかな?と考えて、先のShow()メソッドを右クリックすると、[Shift + F12]に「すべての参照を検索」という項目が表示された。そのメソッドを呼び出しているコードを検索してくれるのだろう。 こんな便利なものはない。これからはVisua

          CubePDFのソースコード探訪 ダイアログ非表示でPDF出力に成功

          CubePDFのソースコード探訪 ダイアログを出しているところを見つけた編

          CubePDFのソースコード探訪までに道のりが長かったが、ここからがソースコード探訪編。 ここまででプログラミング環境の準備とCubePDFのソースコードを入手できたので、あとはこれを料理するだけ。 だが、料理の前に素材のことを知らなければならない。 VisualStudioのデフォルト画面の左上だか右上だかにファイルのエクスプローラウインドウが表示されているので(なぜか起動するたびに場所が変わる)、ファイル名やらなんやらわからないソリューションとやらを探訪した。 ソ

          CubePDFのソースコード探訪 ダイアログを出しているところを見つけた編

          CubePDFのソースコードを用意する

          先にCubePDFのプログラミング環境の準備をしたので、次に、プログラミングのためのソースコードを用意。 CubePDFの他、基本的にソースコードはGitHubで公開されている。 https://github.com/cube-soft よくわからなが、CubePDFのソースコードは恐らくこれ。 https://github.com/cube-soft/Cube.Pdf コードはZipでダウンロードする。 https://codeload.github.com/cube

          CubePDFのソースコードを用意する

          CubePDFをカスタマイズするためのプログラミング環境準備

          プログラミングする為の環境を世間では開発環境というようだが、そんな大層なことは出来ないので、プログラミング環境とした。 まず、CubePDFのソースコードについて調べてみると、ライセンスはAGPLv3とのこと。 https://clown.cube-soft.jp/entry/cubepdf/faq/license AGPLv3を調べてみると、ライセンスが適用されているソースコードは自由に利用、改良、公開ができるとのこと。 https://ja.wikipedia.org

          CubePDFをカスタマイズするためのプログラミング環境準備

          CubePDFは便利だけど、ダイアログを経由しない印刷をサポートしてほしい

          CubePDFをWindowsのPDFプリンタとして利用している。 PDFプリンタはWindows10から標準で搭載されており、改めてインストールする必要はない。そもそも、Microsoft WordやらExcelやらではエクスポート機能を使えばPDFを出力できる。 CubePDFの作者もWindows10がリリースされた際に、標準でPDFプリンタ(Microsoft Print to PDF)が搭載され、モチベーションが下がったと発言している。 また、別の理由とし

          CubePDFは便利だけど、ダイアログを経由しない印刷をサポートしてほしい