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9割が気づいていない!20,30代が直面する日本の人口構造の厳しい現実

こんにちはYKです。今日は、アンケートの集計をしていて、ふと思っていた厳しい現実についてお話ししたいと思います。


YKは30代前半で、IT企業で会社員を10年してきましたが、最近この構造的な問題が肌感として、顕著になってきたと感じています。

何が問題かというと、、、、

現在、40代の先輩、マネージャーが多いということです。みなさん気づいていましたでしょうか?
個人個人は良い人が多い職場で働いていて、誰が悪いというのはいないのですが、部署の人数構成や、チームの人数構成を見渡した時に、40代の先輩、マネージャーって多くないでしょうか?

でも、それは日本の人口構成的に、決まっていたことなのです。

日本の人口構成がもたらすもの

見ていただければわかると思いますが、実は、50代の人口より、40代の人口の方が多いというのがわかります。


若い人全員が昇級したい、管理職になりたいと思っているわけではないと思いますが、頑張って仕事をしている人の中には、管理職になりたい、重要な仕事を任されたいと思っている人もいると思います。

そうした時に、実力と経験で選ぼうとすると、必ず経験値の多い40代の方の方が選ばれやい傾向があります。経営者であれば、知識と経験が豊富な方に任せたいというのは、当然のことです。
となると、30代、ましてや20代に管理職や重要な仕事が回ってくる確率が低くなります。(ものすごくできる20-30代の人は関係ないかもしれませんが、それでも、競争率が高くなります。)


20-30代にとっての厳しい現実

では、40代に人が、どれぐらい多いのか?というのを少しわかりやすくすると、20代の男性の人口を1.00とします。



そうすると、30代の先輩は自分達の代と同じぐらいいるので、そこまで気にならないと思います。
そして、40代の男性の人数を見ると、1.4倍の人がいます。私もこれを見た時、二度見しました。女性は、出産や子育てなどで、働きかたはそれぞれですので、会社にこの数字の倍率でいるわけではないですが、40代男性は多くいると思います。

この今の40代は団塊の世代ジュニアと呼ばれる人たちです。団塊の世代は今の70歳ぐらいの人たちで、その人たちの子供にあたる人たちです。2020年代の現在は、団塊の世代が抜けたという状況です。

会社によって、採用人数のバラツキはあると思いますが、全体としての傾向として、2020年代はこれから40代の団塊ジュニアの人たちが、会社の管理職や幹部になっていくという状況です。そして、その人口は多く、もう40代でポストしばらく詰まっていくというのが現実です。

管理職や会社の重要なポジションというのは、半年やってだめたらはい次の人というわけにはいきません。数年やってみて、判断したり、数年の経験でマネジメントや経営能力というのは、成長するものです。ダメだからといって、すぐ異動ができるわけではありません。ある程度、時間をかけて判断するものです。

日本という社会は、平等に機会を与えようとする国です。会社として平等にチャンスを与えようとすればするほど、40代の人で、機会が詰まっていき、20-30代のチャンスというのが後ろ倒しになります。

これが、これから20-30代の人が置かれる現実です。

これは、誰が悪いというわけではなく、こういう構造に日本社会がなっています。世界の経営者の年齢が若くなっている中で、日本の若者が成長するチャンスというのは、本当に遅くなっており、今の20-30代が経験を積んで、活躍する場を与えられる頃には、世界の同世代はもっとさまざまな経験を積んで先に進んでいることでしょう

つまり、20-30代の人はチャンスを待つというスタンスをとっていると、まだまだ順番が回ってくるのが先になるということです。徳川家康スタイルで良いのは、上の世代の人口が少ない層にいる人だけです。


さらに、私もサラリーマンをしていて思うのは、経営幹部や管理職をやたら、近い世代や価値観の近い人中の良い人で固めるという傾向があることです。村社会で、異分子というのを排除する傾向があります
これがものすごく厄介で、下から意見を通して、物事を動かすということが難しい状態になっています。

このことを考えると、この先日本企業がどうやって世界に向けて存在感を出していけば良いのか?本当に難しいと感じています。

お伝えしたいこと

という、20-30代にとって、結構厳しい現実がこれからあるということを構造的に知っておいてもらえればと思いました。

このことを踏まえると、会社員としてのキャリアを考えたときに

・会社でロールモデルを探して、その人のように自分がなれるとは思わない方が良い
・待っていれば、チャンスが巡ってくるという甘い考えは持たない方が良い

ということがわかります。

では、どうすればよいか?というと

・現場の期間は長くなるので、現場のスキルは常に磨くこと
・社内評価だけでなく、SNS等で社外評価を得ておくこと
・副業や起業など自分で経験を得られるチャンスを探すこと
・転職は常に考えておくこと

がYKが出した結論です。
(※決して、このnoteで、転職や副業、起業を進めているわけではありません。案件でもありません)

会社に依存する働きかたは、徐々に辞めていき、社外で通用する人間になっておかないと、10年後に苦しい思いをすると思いました。

10年後に突然転職が必要になるかもしれません。自分の身は自分で守れるようにちゃんと準備しておかないといけません。
(というのを無意識に思っていて、noteやインスタグラムを始めようと思ったということろはあります。どっちかというと、時間が少しあったのでSNSをちゃんとやってみようと思ったのがきっかけですが)

最後に

いつもと趣旨が違うのですが、同世代や後輩世代にこのことを知っておいてもらいたく、今回記事にしてみました。この事実を多くの20-30代の社会人に知ってもらえればと思うので、もしよかったら、20-30代の同世代にシェアいただけると嬉しいです

これまでYKが得た現場で役立つノウハウは以下で共有しているので、もしよかったら参考にしてもらえると幸いです。

この人口の構造的問題は、変えられない現実ですので、ネガティブに考えるのではなく、「じゃあ、どうするか?」それを考えている時間を増やした方が有意義に人生の時間を使えるので、今から考えていきましょう


本件についてのコメントお待ちしております。どのように20-30代の人が思ったのか?はみている方の参考になると思うので、ぜひコメントいただけると嬉しいです。(いいねもあると嬉しいです!)


本日もお時間ありがとうございました。











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