ランニングデバイス3種の神器
久しぶりの投稿です。
正直に書くと、2月頭の別大マラソン直前に脚を痛めてそれはもう散々な結果に終わり、書く気をなくしてしまっていました。
で、こういうのって、しばらく書かないと次に書くハードルが自分の中で上がってしまうんですよね…笑。書かなかったことそれ自体が久しぶりになってしまった原因です。
今は怪我も治り、調子よく練習できているので大丈夫です!
が、状況が一変して練習環境がかなり限られてしまいましたね。多くの方がそうだと思います。
少しでも暇つぶしになればと、自分がランニングの際に使っているデバイスを3つ紹介します。
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その3つとは、Garmin、ハートレートセンサー(HRセンサー)、ランニングダイナミクスポッド(RDポッド)である。
まずはGarmin。これは多くのランナーが使っているのではないか。距離とペースがわかるので本当に便利。
以前はGarmin235を使っていたが、GMOに入社する際に副社長がGarmin935をプレゼントしてくださったので、今はそちらを使っている。
Garmin235は大学の後輩にあげてまだまだ現役。いい先輩だなあ。
この後に書くRDポッドを使うのでなければ、Garmin235はコスパいいと思います。
次はHRセンサー。心拍数を測定するのに使う。
Garminはじめ、光学式心拍計が内蔵されたランニングウォッチは多いが、残念ながら正確度、精度ともにほとんど当てにならない。特に心拍数が高くなるほどズレが激しくなるし、タイムラグも生じる。
気にしなければ問題ないのだが、これではもったいないので(1回1回のランが実験だと思っているので無駄にしたくない)、しっかりしたHRセンサーで測るようにしている。
距離走もインターバルもキレイに出るので、練習後に確認するのが楽しい。特にインターバルの心拍数の変化を見るとしっかり心臓が動いていることを実感する!(ただのオタク)
僕はPolarのHRセンサーを使っている。
GarminのHRセンサーはベルトとセンサーが分離しなくて洗うのに都合が悪そうだったのでやめた。
値は張るが今のところ正確度、精度、耐久性どれにも不満を感じていないので良い買い物ではあった。
心拍数の扱い方だが、ポイント練習の時は身体にどのくらいの負荷がかかっているかの指標、ジョグの時は調子を評価する指標として用いている。
ポイント練習の時は最大心拍数付近まで追い込むので、値としては打ち止まりでそこまで変わらなくなってしまう。(心拍数が同じくらいでも主観的なキツさは異なるが)。どちらかと言うとジョグの時の心拍数に注目している。
僕は普段のジョグのペースが平均キロ4’30〜10くらいで、平均心拍数は130〜145bpmの範囲で落ち着く。
調子が良ければペースの割に低く出るし、(例えばキロ4’10で平均140bpmだと自分としては調子が良いと言える)、逆に150bpmとかだと実際かなり調子が悪く感じる。
繋ぎのジョグ=調子を判断するもの、と割り切ることでメリハリのある練習ができるようになるし、悪くない使い方だと思う。特に1人で練習することが多い方にはおすすめしたい使い方である。
最大下での自転車運動で疲労とパフォーマンスを推定する論文も出ているので、あながち間違ったものではないと思う。
最後はRDポッド。接地時間、上下動、左右の接地時間のバランスなどを知ることができる。Garmin935に付随していた。
接地時間は装着する衣服によっても変わってしまうのでそこまで精度は高くない印象。上下動も毎回毎回大きく変化するわけではない。個人の走りの傾向として捉えれば十分だろう。
この中だと左右の接地時間のバランスをよく確認するようにしている。
自分の場合、左脚が右脚に比べて筋力も柔軟性も低いので、それを右脚で補ってしまう。よって、右脚の接地時間の方が左脚よりも長くなる傾向がある。
長めの距離を速いペースで走るときは右脚でより頑張ってしまって接地時間に差が出てしまうことがある。普段は差が1%以内だが(49.5〜50.5%)、2%以上異なっていると良くないと判断して、ケアや強化により力を入れるようにしている。
悪い時はこんな感じになってしまう。これは流石に悪すぎるが。このように走りの傾向が視覚的に理解できる。
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以上が走る時に使っているランニングデバイスと数値の解釈の仕方です。
ランナーとして身体感覚は最重要ですが、客観的な数字をすり合わせることでより正確に身体の状態を把握することができると思っています。
陸上競技をかれこれ15年以上続けていますが、ここ数年でランニングデバイスが充実して走ることがより楽しくなっています。これからも使えるテクノロジーはどんどん使ってランニングライフを充実させていきたいですね。
独り言を書き起こしたような文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
ランナーにとっても難しい状況ですが、知識や情報収集含めて、今できることに取り組んでいきましょう!
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