自分って。

自分自身のことなのに、
なんでこんなことやってるんだろう、とか
この動きをやめたいのに、
どうしてもやってしまう、とか
本当に自分って興味深いですよね。

頭で考えたこととは違うことをしてしまうんです。

理想とは違うことをやってしまう。
ここから始めるんです。

なんでそんなことやってしまうんだ、と
考えるのではなく、
どうしようもなくそうしてしまう、
このことから始める。

動きを変えるために
今やっていることを分析したり
しなくてもいいんですが、
例えばこう動くとどうですか、と
その人にない動きを提案する。
そうすれば当然ですが動きは変わります。
わたしが言っている、動きの上塗りです。

わたしのレッスンでは少し違います。

別のことをやる代わりに、
今やっていること、
今普通だと思っていることを、
やめてみる。

動き方を変えてみるのではなく
やっていることをやらない。

多分ですが、やめようとして、
一番大きく動いているように見える箇所を
動かないようにしてみると、
別の箇所で頑張ってしまう。

大きく動く箇所にしか意識がいっていないと
このことに気づけないので、
すぐには気づけないかもしれません。

わたしが言っている、やめる、は、
別の箇所で動いちゃうことも
含めて、やらないんです。

いつもの言葉に置き換えると、
動こうという刺激になにも反応しない。

無視するのではなく、
動こうという刺激はあるんだけれど、
その刺激に対してなにも反応しない。

どうしようもなくできないかもしれません。
反応しちゃうんだよ！！！って。

ここから出発しましょう。

大丈夫、私たち教師がお供します。