12時間見続けた。

私が教えたいと思っていることは
こういうことなんだよなー。

１２時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。「気づく」までにはたくさんの時間がかかるのに、みんな先に教わってしまうんだね。 | ■　暮らしの旅あるき 　■

もう何回も紹介しているし、
一時期すごく拡散された記事なのでご存じの方多いと思います。

私はアレクサンダーテクニーク教師ですし
分野は違うんですが、生徒には卒業というか、
通わなくても良くなるようにと思っています。

生徒が、たまに
なんだかどうにもうまくいかなくて、
って感じで顔見せてくれると嬉しいな、って。

まだそこまでにはなっていないですけど、
そんなことを妄想しています。

コツとか施術的な事とか、
それもできなくはないですけど、
そうするときは生徒が、
もうどうにも困ってるなって時だけ。
もしくはそれを伝えた方が
次に進めるかもと思う時。

「描き方を教えるのは簡単だ。でも、
大事なのは自分で気づくことだ。
教えられることに慣れた人間は、
自分だけの力で同じことができなくなっていく。
気づく目を持つには、対象物と
徹底的に向き合う時間が必要なんだ」

こう、上の記事の先生がおっしゃった。

自分で再発見しないと
ほんとうにはわかっていない
って、私が言っていることなんだと
勝手に理解しています。

ただただなにも考えない人を作り出し、
依存させる事なんてしたくないんです。

そう学校教育などで教え込まれてきた結果が
今のこの日本の惨状なわけですから。

いちアレクサンダー教師がすることでは
ないかもしれませんけどね。