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前例踏襲は是か否か

部下のzoomアップグレードの話が、外部企業さん数社から「あれはやばいw」って絶賛されてて部下も「頑張った甲斐があった💡」と喜ぶ今日この頃。こんにちは、経営企画部です。



さて今回は前例踏襲についてです。
そもそも前例踏襲って言葉はご存じでしょうか?
意味は、まさに「今までのやり方をその通りにやる」という意味です。

悪い例えで使われがちですが、何も悪いことばかりではありませんよね。
例えば1,000年以上続く、祇園祭の儀式や、伊勢神宮内での儀式。和菓子屋の餡子の作り方などなど、変わらない事に、守り続ける事に偉大なる価値もありますよね。そこに時代を超えてなおFANがつきます。

ビジネスに置き換えると?


意外と考える事なく、スムーズに業務が継続できるのも前例踏襲のおかげという一面もありますよね。一個ずつ考えていたらそれこそパンク。

変わらない事による恩恵は行政サービスなんかでは大きいでしょう。先月行ってたサービスがなくなって、今月はこんなサービスに変わりました。みたいな事が頻発すると、受ける側はついていくのに大変です笑

でも、悪い意味で使われるのはなぜか?

経営企画という仕事上、外部企業の様々な方々とお会いし決して言えない相談からwメンタル相談まで幅広く相談される事も増えていますが、特に若手の業務不満は多い印象ですねー。

「何も考えない上のせいで、業務改善できないままきてますよ」「仕事は好きなのにその好きな仕事が面白くなくなってきたんですよね」「上が理解しようとしないのか、理解そのものができないのか・・・」「上がそもそもチャレンジしないのに、こっちがチャレンジできます?」「上に理解させる労力・時間そのものが無駄です」「上司との1on1でも、シラけてしまって本音で喋った事なんて最初だけですねー」「今までやったことがない(だからしない)って言われたら何もできないです・・・」「頭が固いというより思考停止の上司(会社)なんですよねー」などなどお聞きする事があります笑

分類するとほとんどが、新しいことにチャレンジしたいのにできない不満。

どう解決する?

いや、こればっかりは、世界中の課題でしょう笑
そして、それを是とする企業風土。
言えることは、前例踏襲は悪ではないけど、悪にもなる。なので、自分自身が評論家になるのではなく、現状分析をしてどこからメスを入れるのかじっくり考えたらどうかってことぐらいでしょうか? 

例えば、コスト削減・費用対効果にうるさい風土なら、コスト削減効果の実証とそれに一番うるさいキーパーソンを捕まえてまずはそこの攻略を頑張ってみる!

リスクヘッジがうるさい風土なら、、、同上。

山に登るルートは一個ではないとはよく言いますが、さまざまな相談を聞くうちに、最近なんとなくメスの入れ方も色々あるっていう意味も分かってきました。

第4の医療技術とはなんぞ?

米国医師会が第4の医療技術は「💡コミュニケーション力💡」だと明言しています。
医師の武器がコミュニケーション力と明言される時代。
PCの前でロクに患者の想い悩みを傾聴もせず顔も見ず問診も触診も出来ず、カタカタ電カルに入力する医師の姿を見て、落胆する患者さんも多いでしょう。
「はぁ・・・伝えたいことが全く言えなかった。今必要なのはこんな薬じゃない気がする・・・。」
その場合、患者は医者を変えればいいんですが、仕事は早々変えるわけにもいきませんよね。何より希望して就職してるし、生活もあるんでしょうから。
じゃあ、自分自身に置き換えて、自分自身のコミュニケーション力はどうなのか?
自分自身はその武器を磨いているのか、いないのか。
自分自身がPCの前の医者になっているのか、いないのか。

前例踏襲打破の考察


評論家はいらない。行動しましょう。
コミュニケーション力がなければ磨けばいいんですよね。
マスク越しでも想いは伝わります。
そしてキーパーソンを見つけ、そこを切り崩す!何回でも!です!w
この国の良いところは、失敗しても国に殺されないってことですよ。

さて、前例踏襲(悪の場合)を打破するには?
みなさんは何からします?

結後


いい企業文化は守る
時代の流れで変えないといけないところは変える
不易流行

注意点;改悪は避けましょう(๑>◡<๑)


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