1週間の振り返り(2025/1/4~2025/1/10)

こんにちは、けいすけです。

現在、千葉県は成田市に来ております。
関東なので、暖かいだろうと鷹を括っておりましたら、確かに昼間はそうなのですが、朝は意外と寒い!
今朝とか、マイナス3℃!
さむっ!!
息だけではなくて、意識も白く霞みそうになります。

さてさて、そんなわけで今更ですが、先週の振り返りです。

プログラミングの学習時間

結果:26時間20分

(他、英語:5時間10分、Recursion:3時間10分)

微妙と言えば微妙かな。
でも、全部合わせたら、40時間オーバーだからオッケーでしょ!

・・・って思っていたら、超えてないっていうねw

とは言え、Notionを再度使い始めたり、一方でほぼ日手帳を使い始めたり、いろいろとマイナーなチャレンジをできたのはよかったです。
特に、Notionはやっぱりいいですね!
その素晴らしさを改めて感じました。

加えて、生成AIにもうちょいコミットすることにしました。
それも、アクションとしては小さいですけど、後々に繋がる大きな一歩になると信じております。
(詳しくは後述。長くなったので後日に改めます。)

先週の読書

読んだ本を、読んだ順で紹介しております。

いかにして問題をとくか

G・ポリアという数学者の本。
元々は、数学を解くための解法の指南書。

だけど!
ヨビノリたくみのYouTubeチャンネルで、プログラマーでも推している人がいるとのことで、気になっていたので読みました(下の動画の14分8秒より)。

先ず言えることは、この本の解法だけで、世の中のあらゆる問題が解けるようになることは、先ずないでしょう。
かなり抽象度も高いですしね。

ですが、この抽象度における、解へのプロセスを把握しておくこと自体は、あらゆる問題を解くにあたって極めて重要なことだと感じました。
様々な問題を解くにあたり、この方法論をベースとして具体化を図ることで、解答生成力は上がることでしょう。
著者の長年の経験に根差した内容であることからも、非常に説得力があります。

一方で、これからのAI時代において、そのプロセスの多くが、『AIで代替できるんじゃね?』とも感じました。
この本が高い評価を受けていることを知りながらも、この事実を知った時には、苦笑いするしかありませんでした。

もちろん、だからと言って、この本の評価が下がるということはないでしょう。
むしろ、生成AIを使う上でのヒントを含んでいるからこそ、読む価値は高まっているのではないかとすら思います。

そんなわけで、AIエージェントが本格化すると言われている2025年こそ、読むべき一冊でしょう。
いかにして問題をとくか

ボーイング 強欲の代償―連続墜落事故の闇を追う

朝日新聞の記者でいらっしゃる江渕崇さんのご著書です。

概要としては、2018年と2019年に立て続けに起こった、ボーイング737MAXの真因に迫るノンフィクションです。
より詳しく言えば、その真因がボーイング社における問題のみならず、もっと根深いところには、株主資本主義が生む歪みがあるのではないかという、大きな問題提起をする内容となっております。

この本同様の「資本主義はどうあるべきか?」といったテーマの本は、決して少なくないとは思います。
少し前によくあった脱・成長系の本も、その一例と言えるでしょう。

それでも、この本こそぜひ多くの人に読んで欲しいと思う理由は、真のジャーナリズムを感じさせるところです。
いや、偉そうなこと言って、正直私になんかわからないですよ、真のジャーナリズムなんてw
ちゃんと勉強したこともないですしね。

ただ、そんな人間にすら、そう思わせる力を持っている凄まじい本です。
文章の迫力や、伝えたいメッセージとか、そういったものがひしひしと伝わってきます。

ボーイングで家族を亡くした遺族のジョロゲさん、消費者運動の先駆者であるラルフ・ネーダー、株主資本主義のラスボスとも言えるウォーレン・バフェットなどなど。

そういった方々の生の声を実際に聞いて、それに対して筆者の考えや感情を載せる真摯な文章が、胸を打つ。

それが故に、何かジャーナリズムってこういうことなんじゃないだろうか?と思わせてくれる、類まれな本ですね。

ところで、いい本というのは、何か解を与えてくれるというよりも問を与えてくれる、そういう本なのではないかと思います。

こんな時代ですので、解はそれこそ生成AIに聞けばいい。
そういった意味でも、重い問いを与えてくれる、秀逸な一冊となっております。

その問いの重さを考えれば、10年後もそれ以降も読み返したくなるノンフィクションになるんじゃないかな。
めちゃめちゃおすすめです!
ボーイング 強欲の代償:連続墜落事故の闇を追う
江渕崇さんのXアカウント

国家

言わずと知れた、プラトンの古典です。
先週の続きとして、読んでおりました。
まだ読み終わっていないので、詳しくはまた来週!

一言だけ言うことがあるとすれば、上で挙げた江渕崇さんの本にも、プラトンの哲人政治という概念が引用されています。

やはり大きなテーマや物事の本質を考える際には、古典の中にある概念は重要なものとなるのでしょう。
国家

#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった

現在、ソフトウェアエンジニアをされている大塚あみさんのご著書。
タイトルの通り、著者が大学時代に実際に行った100日チャレンジが、その内容となっております。

この本もめっちゃ面白かったですね!
先ず、企画がサイコー!
100日間連続で、毎日アプリを作るとは・・・
しかも、著者の大塚あみさんが、別に意識高い系じゃないのがいい。
物語も、普段通りの授業の遅刻から始まるところが、親近感が持てます。

そんな著者が紡ぐ、ChatGPTとの出会いをきっかけに、目まぐるしい変わりゆく100日間のストーリーは、最後まで波瀾万丈で、読者を決して飽きさせません。

そして、夢中が生む力の素晴らしさを、改めて感じさせられました。
例えば、『努力を努力と感じているうちはダメだ!』みたいな説教臭い話とか、たまにTwitterで流れてきたりするじゃないですか?
まあ、確かにそうなのでしょうけど、その説教臭さに、正直うっさいなーw知ってるわーwとか思っちゃいます。

でも、それと同じような内容を、自然な等身大で示してくれているからこそなのか、すーっと入ってくるんですよね。
ただただピュアに、素敵だなって思える。
そこも、この本の間違いなく大きな魅力です。

後は、これからの時代におけるWeb開発の1スタイルとしても、知っておくべきものがあるでしょうね。
より詳しく言えば、単純なコードを書けることの陳腐さとか、逆に設計ができないことのヤバさとかを思い知らされます。

そういった意味でも、Web開発に携わっている人や携わりたい人には、読む価値の大きな一冊になっていると思います。
恐らく、ITエンジニア本大賞2026の受賞候補作品になるでしょう。
#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった
大塚あみさんのXアカウント

その他雑感など

学習対象の見直し

いろいろ書こうと思いましたが、読書のことを書いていたら、思いの外、長くなってしまいました。
そんなわけで、また後日書きます。

サクッと結論だけ言うと、いろいろと学びたいことが出てきたので、下のような感じで、時間を割り振ることにしました。
HappinessChainの学習に充てる時間を100とした場合、

  • 生成AI 75

  • Recursion 33 

  • 英語 33

  • 読書 50

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!