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景のある家/引き継がれる、伊豆高原の家 『CONFORT』No.199


CONFORT10月号(No.199)

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特集 景のある家 House with Views of Nature

自然と一体化するような家をつくりたい、と思っていても、
日々の暮らしやメンテナンスを考えると、
ほどよく向き合える距離を見つける必要があります。
敷地をよく読み込み、建物の形状を綿密に計画したり、
建具や雨仕舞などのディティール、また素材を工夫したり・・・・・・。
さらに環境のプラス面やマイナス面とも積極的に関わることで、
家は、進化を続けていきます。

なかでも別荘は、日常の暮らしとは違う視点が求められる場所。
たとえ、そこにいないときでも、想像することで心の拠り所となる。
いわば「内なる自然」と向き合うような空間とも言えるのではないでしょうか。

「景」の字には、眺め、景色に加えて、太陽の光、そして影という意味もあります。
今号は、景とともに暮らす家の特集です。

特集冒頭より引用

目次

特集 景のある家
House with View of Nature

引き継がれる、伊豆高原の家
竣工 1998年 サウナ新設 2024年
設計 堀部安嗣
撮影 齋藤さだむ

時間と空間を行き来してきた小さな家
文 森 桜(伊豆高原の家施主)

自然と呼応する「もうひとつの家」
Case1 刻々と移りゆく景色のドラマを鑑賞する
 カラマツの山荘 
 設計 木村優/アートステーション
Case2 深山に抱かれて静寂の時を過ごす
 豊岡の家(千葉県富津市)
 設計 石井秀樹/石井秀樹建設設計事務所
Case3 植物が育む関係の一部になるように
 苔庭の家(長野県北佐久郡軽井沢町)
 設計 早草睦惠/セルスペース

創造の螺線
ガラス作家 ピーター・アイビー
PETER IVY / FLOW LAB(富山市)
ラジオパーソナリティ クリス智子
Cafune(神奈川県鎌倉市)

カール・ハンセン&サンCEO
Knud Eri Hansen
デンマーク・フュン島の邸宅で出合った
暮らしとものづくりの思想

建具の可能性を探る
建具論
矛盾に満ちた建具——その建築的解法
藤田雄介
製品編
大開口で高断熱のサッシ/リフォームで断熱性能をアップ/素材感のある玄関ドア/インテリアにニュアンスを与えるドア/空間にフィットする引き戸/気配を伝えつつ遮る

リトリートタイムのための
ダイニングキッチンの家具と建材

家具/内装材/水栓&金物/石&タイル&パネル

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NODEAが拓く、これからの開口部 Vol.1
現代によみがえる、圧倒的な解放感
「WINDOW G」「SKY-FRAME」

連載
先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。
ケンチク学ビバ 第61回

岡山理科大学 工学部 建築学科 
准教授 弥田俊夫

寄り道! ニッポン家具産業史 第13回
パルコと丸井がもたらした「インテリア」
取材・文/佐野由香

実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第54回
尾道・因島の検塩所
「スナフキンの小屋」文化財になる
文・絵・写真/渡邉義孝


雑誌の概要

書 名:CONFORT No.199(2024年10月号)
著 者:コンフォルト編集部 編
発行日:2024年9月5日
価 格:2,200円(税込)


次号予告

CONFORT No.200(2024年12月号)
2024年11月5日発売予定

200号記念特集 
日本の技術と素材
・技術と素材のいまを象徴する空間
・荒木信雄と東屋の「浮床」
・素材探求——い草、漆
・伝統×イノベーションが生み出す建材
※内容は変更になる場合があります。


※本記事の内容は、本書『CONFORT No.199』もしくはCONFORT WEBサイトから引用しています。