新規事業・商品開発のお困りごと 〜ヒアリング相手の探し方のヒント〜
新規事業や商品開発のアイデアの種を見つけるために
是非とも行ってほしい”ヒアリング”。
ただそのヒアリングの相手の探し方が分からないという声をよく聞きます。今回はヒアリング相手の探し方のヒントをお伝えします。
|ヒアリングの相手が探せない問題
春からいくつかの新規事業プロジェクトに関わっていますが、
どのプロジェクトチームにもお伝えするのが
「できるだけ早くアイデアの種を見つけるために外をまわりましょう」
ということです。
会議室にこもるのではなく、外に出てヒアリングを開始してください
とお伝えしています。
それに対して
「ヒアリング相手が探せないときはどうすればいいのでしょうか?」
という質問をよくいただきます。
たしかに、新規分野へ進出するときや
全くコンタクトの宛のないアイデアの場合
誰にどうやってヒアリングすればよいのか困りますよね。
そんなときは、たらい回しを覚悟で
まずは身近なところからでもヒアリングを開始してみてください。
ほぼ必ず重要な相手が見つかります。
|6次の隔たり
本当に?と思われるかもしれません。
“6次の隔たり"ってご存知でしょうか?
のだそうです。
|目的の人を探す方法
私もソニーで企画をしていたときに全くツテのない分野では
すぐにコンタクトできる近そうな人、ネットなどで見つけた人や企業に
まずコンタクトしました。
その人がずばり目当ての人でなかったとしても
「どなたか興味持ってくれそうな方はいませんでしょうか?」
「どなたか話を聞いていただける/聞かせていただける方はいませんでしょうか?」
と聞いてみます。
そこで教えられた方、紹介された方にコンタクトしてみます。
これを3回くらい繰り返すと
誰か重要な人や企業を見つけることができるものです。
6回も繰り返した記憶はありません。
恥ずかしがらずに、知らない人にでもコンタクトできるかどうか
この一歩次第です。
|伝えたい想いが大切
「このアイデアや技術は何かの役に立つ。
だから、いっしょにやってくれるパートナーは必ずいるはず。」
と自分が本気で思っていればほぼ確実に誰かにたどりつきます。
伝えたいという想いが大切になってきます。
だから中途半端で行くと相手も中途半端になります。
想いを伝えるために
提案ストーリーは本気で考え、作り込む必要があります。
それでも誰も見つからないということであれば、それは
全く見込みのないアイデアや技術か
逆に新規性が高すぎるのか
のどちらかでしょう。
新規事業ではいずれ外に向かっての開拓活動が必要になります。
早い段階から外に向かっての活動ができるかが勝負です。
まぁ、コンタクトして無視されても、門前払いを食らっても
誠実に対応して相手に迷惑さえかけていなければ
寂しい気持ちになるくらいでリスクはありません。
アイデアの種を見つけたらストーリーをつくって
1日でも早く外を回りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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