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◇トレンドを創っているのは俺たちだ!◇
「トレンドを読む」
「時代の流れを読む」
よく聞くフレーズですね。
このトレンドを読むということに関して、
私が尊敬している初代ウォークマン開発者
ソニー元副社長 大曾根幸三 さんは、
お得意のべらんめぇ口調で、次のようによく言っていらっしゃいました。
「トレンド?
そんなもの読んだって仕方ねぇだろう。
だって、俺たちがトレンドを創ってるんだから」
また、市場調査についても
「市場調査なんかしてるようじゃ新しいモノなんか作れるわけがないだろう。
だって、俺たちが市場をつくってるんだから調査のしようがないだろう。」
おまけにもうひとつ
「ケーススタディ?
そんなものスタディしたことなんかねぇよ。
だって、俺たちがケースなんだから。」
さすが大物の異次元な発言に
口も挟めませんでしたが、
実はこの感覚、とても大切です。
◇他社もみんなトレンドや時代の流れを読んでいる◇
トレンドを読むこと、
時代の流れを読むことは間違いとは言えませんが
トレンドや時代の流れを読んで合わせているようでは、
決して売れる商品やサービスは生まれません。
なぜなら
他社もみんなトレンドや時代の流れを読んでいるからです。
レンドや時代の流れにあわせるのではなく、
その先をどう創っていくのか、
「あえて違うことをするんだ」
くらいの意気込みがないと、
間違いなく有象無象のひとつになってしまいます。
ウォークマンなども決してトレンドを読んで作られたものでは
ありません。
◇自らトレンドを創っていく◇
大物の大曾根さんも一方では
「あんな失敗もした、これも失敗だった」と
ご自身の失敗談ばかり語られていました。
トレンドや時代の流れの先を提案して失敗したり、
あえて逆をいって失敗したりしながら、
自らトレンドや時代の流れを創っていく。
これくらいの感覚を持ってチャレンジして、
やっと他にないもの、
新しいものを企画していくことができます。
トレンドは読むな!
トレンドを創れ!
の感覚でいきましょう。
追伸:
この感覚、とても大切なのですが、
言葉にするときは相手を選ぶようにしてください。
企画を承認する人、説明する相手が、
トレンドや時代の流れを大切にしている場合は、
同じ内容でも言い方を変えて表現してください。
内部戦略も重要です。
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