甲状腺機能亢進症への栄養学的な対策!
皆さんおはようございます!
整体院「感喜」の金子です!
本日は甲状腺機能亢進症への栄養学的な対策についてお話したいと思います!
もし甲状腺機能亢進症でお悩みの方がいらっしゃいましたら参考になれば幸いです!
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症は、過剰な甲状腺ホルモン産生の状態です。内因性甲状腺機能障害が原因である場合もあれば、まれに甲状腺刺激ホルモン (TSH) の自律的な供給源による甲状腺の過剰な刺激が原因である場合もあります。
米国における甲状腺機能亢進症の有病率は約 1.2% です。症例の約 70% は、甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体が甲状腺を継続的に刺激して甲状腺ホルモンを過剰生産するバセドウ病に起因します。つまり、甲状腺刺激ホルモンに似た物質が甲状腺刺激ホルモン受容体に結合して間違って甲状腺ホルモンが作られてしまいます。
他の一般的な原因には、中毒性多結節性甲状腺、中毒性腺腫、甲状腺炎などがあります。
甲状腺機能亢進症は、外因性甲状腺ホルモンまたはヨウ素の過剰摂取によっても引き起こされることがあります。
また、ヨウ素を豊富に含む薬剤(アミオダロン)の使用は、甲状腺機能亢進症や甲状腺炎を引き起こす可能性があります。まれに、甲状腺機能亢進症が 甲状腺刺激ホルモン分泌性下垂体前葉腺腫によって引き起こされることがあります。
甲状腺刺激ホルモンを抑制するために、甲状腺悪性腫瘍の治療中に生理学的に高用量のレボチロキシンを使用した場合にも、症状が生じることがあります。
原因
Adventist Health Study-2 では、食事パターンが甲状腺機能亢進症と関連していることが示されました。
雑食動物と比較して、甲状腺機能亢進症の有病率は、ビーガン ダイエットに従う参加者で 52% 低く、ラクトオボ ベジタリアンで 35% 低く、肉の消費を魚に制限している参加者で 26% 低いという結果が出ています。
この結果の理由として、自己免疫反応を引き起こす肉、卵、および乳製品に加えられた環境エストロゲンに関連しています。
これは家畜の飼育の際に成長を促すために人工の成長ホルモンを使用しているので、この人口ホルモンがエストロゲンレベルを上げてしまい甲状腺機能亢進症の発症に繋がる可能性を示唆しています。また、コスト削減のために餌のは遺伝子組み換えの作物の使用、病気にならないためにワクチンや抗生物質を使用している場合もあり、これらの化学物質が肉や卵、乳製品の成分に溶け込んでいます。
そしてその肉や卵、乳製品を食べればそれらの化学物質は油なので私たちの身体に吸収されれば僕たちのホルモンの材料になったり、甲状腺刺激ホルモン受容体の自己抗体の原因になってしまうことが考えらます。
また油の化学物質が様々な病気の発症のリスクになることも分かっており、日々このような食品を摂取していることは病気になるリスクを高めることになるということです。
過剰なヨウ素暴露は、薬物、防腐剤、食品防腐剤、および造影剤を介して発生する可能性があり、ヨウ素量は推奨量の数千倍になる可能性があります。
米国では、牛乳が主要なヨウ素源であることが分かっており、特定のパン、海苔、および魚には、最大 198 µg、232 µg、および 158 µgが含まれており、これは、成人の推奨食事許容量である 150 µgと比較すると大幅なヨウ素過剰になります。
セリアック病の患者は、バセドウ病を含む自己免疫疾患の有病率が増加しています。
現在はこの2つの疾患との詳細な関係性は分かっていないですが、抗甲状腺抗体の産生は、グルテンを含まない食事で 3 ~ 6 か月後にセリアック病患者で減退します。
つまり、グルテンフリーをすることで甲状腺ホルモンの過剰を抑えられたということです。
まとめ
甲状腺機能亢進症は過剰なヨウ素の供給源になるものを見つけ出してそれ(食品や薬物、化学物質など)を排除したり、グルテンフリーを実践して腸の炎症を抑えることが必要になります。また過剰な性行為や心理的ストレス、喫煙も甲状腺機能亢進症の発症リスクを高めますので注意が必要になります。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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