認知症への対策
皆さんおはようございます!
整体院「感喜」の金子です!
今回は認知症についてお話したいと思います。
認知症と大豆の関係
大豆製品を摂取することで腸内で生成される代謝物であるエクオールが、認知症リスクを低減させる可能性があるという研究結果が、Alzheimer's & Dementia誌に発表されました。
91名の高齢者を対象に、認知症に関連する白質病変を脳磁気共鳴画像で調べるとともにエクオールの血中濃度を追跡した。血中エクオール濃度が高い人たちは、白質病変が50%少なかった。
エクオールは、以下のような理由で認知症リスクを改善する可能性があります。
つまり、白質病変に関連する動脈硬化を改善することで、認知症リスクを改善する可能性がある。また、ミトコンドリア機能を向上させ、認知症リスクを改善する可能性が示唆されています。
炎症対策
認知症の原因として、脳の慢性炎症が原因と考えられています。そして、以下のような研究があります。
ベリー類に含まれるフラバノールを多く含む食事は、血圧の低下と関連しているという研究結果がScientific Reports誌に発表されました。
研究者らはフラバノールの摂取量と血圧およびその他の心臓病バイオマーカーを比較しました。
European Prospective Investigationにより、がんに対する欧州前向き調査(EPIC)ノーフォーク研究の25,000人以上の参加者を対象に、フラバノールの摂取量と血圧およびその他の心臓病バイオマーカーを比較しました。
そして、その結果はリンゴ、ベリー類、その他の植物性食品からフラバノールを最も多く摂取している人は、摂取量が少ない人に比べて血圧が低いことが分かりました。
血圧低下のメカニズムとして考えられるのはフラバノール摂取による心臓機能への好影響、動脈拡張、炎症に対するフラバノール摂取の効果が考えられます。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!