【詩】諦める

隣の人が、諦めると言っている

絶対かなうわけがない、とか

とにかく言う通りにしとけばいい、とか

こんなことできるはずがない、とか

やるだけ無駄だ、とか

諦めるとは、そういうことじゃない

そのことをはっきりとさせて、

しっかりと見極めて、

初めて、諦めることができる

どうして、そんなに簡単に諦められるのだろう？

闇は光に変えられるし、何もなければ生み出せばいい

強い壁にはしっかりと体当たりすればいいし、壊れたらなおせばいい

この世の全てのものには、素晴らしい力がある

当たり前のことなのに、みんな頭のすみっこにやっている

諦めることだって、その力のひとつ

でも使い方を間違っていては、どうしようもない

もう一度、考えてほしい

あなたの「諦める」は、間違っていないだろうか？

-----------------------------------------------------------------

詩のボクシング・国民大会に出場した時の作品です。
当時影響を受けた、様々な人やものがダイレクトに現れています。
懐かしいな。