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忘れそうな昔の Windows

2020年1月14日、Microsoftは Windows 7 のサポート終了を宣言しました。https://www.microsoft.com/en-us/windows/windows-7-end-of-life-support-information ええ~ 困る.... と思った方々、きっと多いのではないかと思います。研究室では機器制御に使っていますので、新Windows に移行するとうごかなくなったり、プログラム修正が必要になったり、いろいろ不都合があります。そのため、研究室には、ネットワークから切り離した状態で、Windows 7 どころか、もう1つ前の Windows XP とか Windows 2000 とかで動かしている機器さえも何台もあるくらいです。でも、開発元の Microsoft にしてみれば、サポート打ち切りは当然なのかもしれません。だって、Windows 7 のリリースは、10年以上前の 2009年です。どんな製品もおよそ10年程度の保証が相場です。https://blogs.windows.com/windowsexperience/2009/07/22/windows-7-has-been-released-to-manufacturing/

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現代は科学が進歩した時代だとよく言われますが、実のところ知識を獲得するほど新たな謎が深まり、広大な未知の世界が広がります。私たちの知識はほんの一部であり、ほとんどわかっていなません。未知を探索することが科学者の任務ではないでしょうか。その活動は、必ずしも簡単なものではなく、後世からみれば群盲評象と映ることでしょう。このマガジンには2019年12月29日から2021年7月31日までの合計582本のエッセイを収録します。科学技術の基礎研究と大学院教育に携わった経験をもとに語っています。

本マガジンは、2019年12月29日から2021年7月31日までのおよそ580日分、元国立機関の研究者、元国立大学大学院教授の桜井健次が毎…

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